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マザーズ指数は大幅反落、グロース株に売り、メルカリ12%超安


 本日のマザーズ市場では、日経平均が大幅反落したのと同様に軟調な展開となった。世界的なインフレ高進やそれに伴う金融引き締めへの懸念からグロース(成長)
株に売りが出て、新興株にとっても逆風となった。特に時価総額トップのメルカリ<4385>の下げがきつく、マザーズ指数を大きく押し下げた。なお、マザーズ指数は大幅反落、終値では3.8%の下落となった。売買代金は概算で1377.56億円。騰落数は、値上がり127銘柄、値下がり287銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、前述のメルカリが12%超の下落。節目の3000円を割り込んで売りが広がったとみられるほか、外資系証券が投資判断を新規付与したもよう。その他時価総額上位もビジョナル<4194>、フリー<4478>など軒並み軟調。売買代金上位ではFRONTEO<2158>などが売り優勢となり、INC<7078>やJTOWER<4485>は下落率が2ケタに上った。また、ログリー<6579>がストップ安水準まで売られ、サイエンスアーツ<4412>も20%の大幅下落となった。一方、GRCS<9250>やサイバーセキュリ<4493>は大幅上昇。トヨタ自<7203>の工場が一時停止したと報じられ、サイバーセキュリティ関連銘柄への関心が再び高まったようだ。グローバルセキュ<4417>やコラントッテ<
7792>はストップ高水準で取引を終えた。
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