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マザーズ指数は反落、米ハイテク株安引き継ぐ、IPOティアンドエス2.5倍で初値


 本日のマザーズ市場では、日経平均が400円を超える上昇となる一方、マザーズ指数は軟調な展開となった。日本の3連休中、米国市場では景気敏感株が買われたものの、ハイテク株は売り優勢となり、東京市場でもこうした流れを引き継いだ。ただ、朝方の売りが一巡すると押し目買いも入り、マザーズ指数はやや下げ渋った。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1660.78億円。騰落数は、値上がり193銘柄、値下がり125銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やフリー<4478>、売買代金上位のPSS<
7707>やモダリス<4883>が下落。前週末に決算発表したイグニス<3689>は売りがかさみ、GMOTECH<6026>はストップ安を付けて下落率トップとなった。一方、アンジェス<4563>は厚生労働省のワクチン整備事業に採択されて買い先行。業績上方修正を発表したミクシィ<2121>は材料出尽くし感から売られる場面もあったが、終値ではプラスを確保した。その他では直近上場のサンアスタリスク<4053>などが上昇し、NexTone<7094>は決算が好感されて急伸。また、リグア<7090>やMTG<7806>、リボミック<4591>はストップ高水準で取引を終えた。
 なお、ティアンドエス<4055>は上場2日目の本日、公開価格の約2.5倍となる初値を付けた。


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