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初日はなんとタダ!?片岡自動車工業東西公演、『お局ちゃん御用心!!!』のお知らせ。そして初日目前、座長&主演の稽古場トーク!


■私たち、片岡自動車工業が贈る痛快な江戸時代コメディ舞台、『お局ちゃん御用心!!!』が東京・大阪で上演されます。
■片岡自動車工業。・・・変な団体名ですが、主宰・片岡百萬両の父が兵庫県尼崎市で営む自動車整備工場の屋号を演劇人である息子が借りた演劇ユニット、いわば劇団のようなものの名前です。昨年、一念発起して本拠地を東京に移しました。

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■江戸城本丸の奥で繰り広げられる女性たちの熱いバトルを描いた本作『お局ちゃん御用心!!!』は、過去大阪で2回上演し大好評、まさに片岡自動車工業の切り札的代表作です。今回、満を持して、東京では初の上演となります。
■『大奥』は、同時代を生きた江戸の人々にとっても謎の世界でした。そのため、古来多くの文学や映像作品の中で、作者が自由に想像力をめぐらせ、様々な大奥の生態が描かれてきました。
私たちは、そのいずれにも似ていないハチャメチャな『大奥』を、舞台の上に創り上げます!
■豪奢な衣裳をまとい、堅苦しい所作に縛られながら、けれどそれをものともしない、底抜けに強烈で賑やかな、女だけの社会。豪快な女子トーク、熾烈な派閥争い、将軍の跡目をめぐる醜い陰謀・・・男たちの合戦の場に勝るとも劣らない、女たちのバトルフィールドが大奥にはあったのです!
■そのバトルを、関西風のめちゃくちゃに濃い味付けで、エンターテインメントに仕立て上げました。
東西の小劇場界から生きのいい女優陣を根こそぎ集め、歌にダンスにお芝居に、日夜稽古に励んでいます。

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■絶対面白い!・・・その自信を表すため、『おひねり公演』を、大阪・東京共に初日に設けました。文字通り『お題は見てのお帰り』で、お客様に終演後、観劇に見合った額だと思うお金を置いて帰ってもらう、という、無謀な試みです。
■独自の感性と視点で描く、片岡自動車工業版『大奥』、どなたにもご満足いただけること請け合いの、カラフルポップな世界をお届けします!!

※本稿の後半に、片岡自動車工業代表であり脚本・演出を担当する片岡百萬両と、主要キャスト二人(袋小路林檎・美津乃あわ)による、今公演を巡る赤裸々なトーク(11.08稽古場にて採録)を添えました。ご鑑賞の検討の一助になればと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます

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≪公演概要≫

■タイトル
片岡自動車工業東西公演 『お局ちゃん御用心!!!』

■脚本/演出
片岡百萬両

■大阪公演
●11/17(金)~11/19(日)
●ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
11/17(金) 19:00
11/18(土) 12:00 18:00
11/19(日) 12:00 16:00

■東京公演
●11/29(水)~12/3(日)
●駅前劇場(世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F)
11/29(水) 19:00
11/30(木) 14:00 19:00
12/1(金) 19:00
12/2(土) 12:00 18:00
12/3(日) 12:00 16:00

■各種チケット発売中
● 応援チケット:    8000円
● 初日おひねり公演:    0円
● 一般前売り: 4500円
● U27チケット: 3500円
● 東京公演の前半割: 4000円
● 当日券: 各チケット料金+500円

■キャスト■
袋小路林檎・美津乃あわ・真壁愛・川上藍香・川嶋芙優・椎木ちなつ・堀内玲・木原実優(吉本興業)・延命聡子(中野劇団)・杉田のぞみ・廣瀬響乃(ポップンマッシュルームチキン野郎)・伊藤アルフ(アルファーシャイニング)・Hee-sun・MORO・多賀優・香穂・内田郁子・黒田彩湊・扶蘇未由名・田中睦美・伊藤加蘭・美鈴・吉田有希・盛一季美香・斎藤ゆう

■特別企画
● 初日おひねり公演:入場無料で料金を観客自身で決める企画
● 奥方DAY・殿方DAY:それぞれ女性・男性にプレゼントあり
● WAPPA DAY:U27チケット購入者にプレゼントあり
● おシャッフル公演:メインキャストの役柄を入れ替えて上演

※スケジュール等詳細は、公式サイトにて http://kuruma-man.com/

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■特別企画■
初日9日前、大阪市内某所の稽古場にて行われた、暴露トーク実況リポート

■出席
片岡百萬両 (脚本・演出/片岡自動車工業代表)
袋小路林檎 (俳優/片岡自動車工業メンバー )
美津乃あわ (       〃      )
                    聞き手:片岡自動車工業広報担当・山村啓介

―よろしくお願いします。明るい稽古場で何よりです

片岡
ありがとうございます!

―『お局ちゃん御用心!!!』を上演するのは今回が3回目ですが、繰り返し上演し続ける理由って?

片岡
やっぱり自分の中の代表作という位置づけで、自信がありまして。他の集団には真似が出来ない、ウチの特色がしっかり出ていると思っているので。

―特色とは、具体的に云うと?

片岡
バカなとこです。

―は?

片岡
たとえば劇の冒頭、全員が声を揃えて同じ長台詞を言う、いわゆる「群唱」があるんですけど。ブレス(息)を合わせるくらいはどこもやるんです。しかし僕は全員の「気持ち」まで合わせるという、バカなところに徹底的にこだわっています。万が一にもずれないように。

―はあ、たしかにココの群唱は気持ちいいですね!林檎さん、この作品に出る時の気構えってやはり違います?

林檎
やはり違います、プレッシャーというか。主役の春日局を演らせていただいてるんです、自分がしゃべらないと一切お話が進まないシーンが延々続くところがあって、稽古に入る前に、毎回震えます。逃げ出したい気持ちになっちゃって。

―でも片岡自動車工業が好き?

林檎
それはもう!所属しましたし(※)、大好きですもちろん。

<※片岡自動車工業は2016年の旗揚げ以来、片岡百萬両の一人ユニットだったが、2022~3年に、袋小路林檎、美津乃あわ、真壁愛ほか計6人がメンバーになった>

―なぜ集団化したんですか?

片岡
真壁と林檎に誘われました。「いつになったら誘ってくれるの」、と。

林檎
周りが心配になってきまして。この作品を作っている時の片岡さんを見てると、これ一人でやるには荷が重すぎるでしょうと(※)。だからメンバーになりたい、と。

<※百萬両は、脚本・演出・プロデュース・イラスト・宣伝美術を一人で担っている>

―ずいぶんモテますね

片岡
初めてのモテキでした。演劇的結婚、ですかね。実は思っていました、このままでは死んでしまうかもしれないと。でもこの作品が好きだから…

―つまり、片岡自動車工業はこの『お局ちゃん御用心!!!』をやるための集団だと云っても

片岡
過言ではありません。

―そこに美津乃さんも

美津乃
はい・・・もともとこの作品については外部の人間としてはかなり深入りしてたんです。で、去年、別の公演に出してもらって楽屋で林檎ちゃん、真壁ちゃんたちと喋っている時に、二人が「入ったらいいのに」って言ってくれて。私が「おおーっ。面倒見てくれる?」とか冗談ぽく言ったら、二人が突然シュって消えて・・・片岡君のところに報告にいってくれて、その次の休憩時間に彼から、「あわさん、メンバーになってください」、ってオファーを正式にいただいて。実は即答せず、一度持ち帰らせてもらったんです。わたし的には、昔いた劇団を辞めてから何度かそういうチャンスはあったものの、15年一人でいたので・・・

ーでも結局?

美津乃
やっぱりときめきますよねー!演劇的恋愛、そして、マリアージュです(笑)

片岡
こっちから口説いてます。

―さて、この3年コロナでみんな大変でした。そんな時期になぜ東京に?

片岡
この作品のドラマシティ公演(※)の時、音響オペレーターとして客席の最後列でお客様の背中越しにこの芝居を観ていてました。その時、お客様のビビッドな体の揺れを見てたら、「あーこの作品、たくさんの人に観てもらいたい!動かないといけない!」と思って。一念発起、2022年、東京に部屋を借り、拠点を移すことにしました。たしかに、リモートや配信が増えて、どこにいてもやれることは一緒ではある。けれどやはり演劇は生が最高で、それは絶対超えることが出来なくて、ならば、日本で一番たくさん人がいる東京でたくさんの人に観てもらいたい、その勝負は絶対すべきだな、と。

<※コロナ禍真っただ中の2021年12月、片岡は、『お局ちゃん御用心!!!』を、大阪の若手演劇人たち憧れの花形劇場、シアター・ドラマシティ(約900席)で華々しく上演した>

―『お局ちゃん…』という作品は江戸城が舞台、つま明確に東京が本場じゃないですか。それを関西出身のカンパニーが東京でやることについて、意気込みは?

片岡
全然きれいじゃない大奥をやりたいと思っていて。『スポーツ大奥』と僕ら呼んでるんですけど、「着物着てそんな動く!?」、「そもそも関西弁やし」・・・みたいな芝居ですから、賛否あると思うんです。その『否』の部分は理解した上で「それでも面白い!」と言ってもらいたい、言わせたい。

―ただでさえド派手な舞台なのに、『シャッフル公演』(※)という、さらにドタバタな回もありますよね

<※この回だけは、配役をシャッフルして演じる、つまり、役者陣が、ずっと稽古してきた役とは違う役を一回だけやるという無謀な公演>

片岡
それは僕が観てみたかったので、いろんな配役で。

林檎
私は反対しました!(キッパリ。)片岡さんの芝居は段取りが無茶苦茶多くて。台詞はもちろんですけど、道具・立ち位置・動き・・・・誰もが間違えられない!誰もが大変すぎる!

美津乃
大変ですけど目いっぱい楽しむ所存ではあります。もう楽しむしかない。でもちょっとなめてた。

―「おひねり公演」、あれは何ですか?

片岡
とにかく観に来てほしい、片岡自動車工業を知ってほしい、ただただそれだけの気持ちで、初日、大阪も東京も、お客様にはタダで観てもらいます。で、封筒をお渡しするので、好きな額を入れて帰ってもらうという・・・。「払う価値ねえな」、と思われたら0円でも1円でも構わない。団体の中で激論があったんですけど。

―心意気は美しいけど制作サイドは大変ですよね

片岡
はい、怒られてます。でもホントただただ僕たちを知ってほしい。片岡自動車工業って、他と比べられることのない、形容しづらい集団だという自負があります。それは、僕たちのことをご存知の方には納得してもらえると思う。でもまだ知らない東京の演劇ファンからしたら、「あ、関西から来た団体ね」と思われて、それでオシマイになりがちなので。決してそれだけではない!と。いっぺん見てくれ!と。

林檎
面白かったけどお金がなくて入れられなかった、という人は、その分宣伝してください!

―おひねり公演の後、どれだけお金が集まったか、是非SNSで発表してください

片岡
いいですね!多くても少なくてもドラマティックにはなりますね、話題づくりとしても、他の劇団とかも参考にしてくれるかもしれない。

―最後にみなさん一言ずつお願いします

美津乃
実はこの公演を最後に、しばらく関西公演はしません。いつかもっと大きくなって『ただいま公演』をやるまでは。なので関西のお客様もぜひ、稽古場で最後の最後まであがいている私たちの、その成果を見届けに来てください!

林檎
片岡自動車工業を全国の人に観てほしいんです、絶対元気になってもらえると思うので。それだけです!

片岡
実は野望がありまして、この作品、観に来た来たお客様みんなに、大奥の女中役として出演してもらう、っていうのをやってみたい。客席参加型というか。最終的には、大劇場で2000人くらい出るお芝居にしたい。サグラダファミリアのような、永遠に成長し続ける作品に出来たら理想です。『お局ちゃん御用心!!!』は、この野望を託せるだけの骨太なエンターテインメント作品だと思うので。

それともうひとつ。片岡自動車工業って、実はほんらい僕の父が経営している自動車整備工場の名前なんですが、コロナによる不況と、父が随分年をとったこともあって、まもなく廃業することになって。だから僕がこんな形で屋号を引き継ぐことになりまして。そういう意味でも今回、身の引き締まる思いで芝居作りに取り組んでいます。ぜひ劇場に足を運んでください!




●本件についてのお問合せ●
yamamura@v707.jp   090-3056-2528 山村啓介 (片岡自動車工業・広報)

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配信元企業:片岡自動車工業
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