報道関係者各位
プレスリリース 平成３０年（２０１８年）３月
AsakoSasaki Inc. 株式会社
高松のペットおやつ業者が米国のペットフードメーカーとアメリカで合弁事業開始
国産の花かつおをペットのおやつとして製造し輸出しているメーカーAsakoSasaki Inc.株式会社（本社 香川県高松市 代表取締役社長 佐佐木 麻コ）と、米国テキサス州のペットおやつメーカーHealthy Happy Pets, LLC（本社テキサス州ダラス市 代表取締役社長 Wally Stock）は、このたび合弁事業を開始する。
この合弁事業では、北米（米国及びカナダ）の主要なペットフードブランド向けにOEMおやつ事業を展開する。
アメリカのペット産業全体では、ペットフードの売上だけでも年間約８０億ドルの売上高がありアメリカ景気の上向き傾向からか売上高が増加している。そういった中、今回のOEM事業では、Healthy Happy Pets, LLCが、大手および中堅の北米地域ペットフードメーカーの下請けとなり、各ブランドのそれぞれデザインの袋に、AsakoSasaki の輸出する国産削り節をダラスの工場で梱包し、北米全土で販売する。
削り節の原料はすべてAsakoSasaki が、厳選された国産の魚介類を沖縄から北海道に至り生産者から直接買付ける。伝統のある節類の生産地である鹿児島で塩分控えめの特注の節を製造してもらい、それを削って輸出するという業態である。AsakoSasaki はすでに千葉産のマヒマヒで作ったマヒマヒ節、宮崎産のサメでつくったサメ節など、ユニークな輸出用オリジナル節類の製造に成功している。
削りの工程については、日本の誇る美しい富士山に近いFDA登録されたMt. Fuji Gourmet Production 有限責任事業組合（静岡市清水区 代表執行役員（株）エイシンフーズ）で削ることで組合契約も締結済だ。
今月２１日から開催される米国最大のペット用品見本市Global Pet Expo（フロリダ州オーランド市）ではHealthy Happy Petsのブースにて、AsakoSasaki の従来商品花かつおFishy Flakes（R）とともに、新商品のマヒマヒ削り、サメ削り、サーモン削り等の展示も決まっている。
輸出は大手船会社と直接契約をしており４０フィートのコンテナで行われ、年間の輸出量は約２００００キロを予定している。積出港は横浜本牧、名古屋金城、清水港などとなる。初回貨物３０００キロは今月５日に本牧で積込され、テキサス到着４月２日頃を予定している。（なお、合弁事業の発表については米国では今月（March）発行のPet Business Magazine誌の７４ページに広告されたので、デジタル版のリンクを添付する。http://digitalmag.petbusiness.com/petbusiness/march_2018）
