【集計結果】
■弊社が継続して調査している飲料新製品の発売状況を見ると、主要メーカー21社における2016年9月の飲料商品投入数は合計180品目で前年同時期より25品目少ない。メーカー別では、伊藤園が45品目（前年同時期比25品目増）で最多。次いで、日本コカ・コーラが22品目（同16品目増）となっている。以下、サントリー食品インターナショナルとキリンビバレッジが各18品目、アサヒ飲料が17品目、日本サンガリアが13品目で続く。このうち、日本サンガリアは投入数が前年同時期から8品目多くなっている。一方、サントリー食品インターナショナル（16品目）、キリンビバレッジ（12品目）、アサヒ飲料（5品目）は前年同時期と比べて、商品投入数が減少している。
■伊藤園では、茶系飲料の主要ブランドである「お～いお茶」や「健康ミネラルむぎ茶」で活発な商品投入が見られた。同じく、日本コカ・コーラは、「ミニッツメイドQoo」（果汁入り）や「ファンタ」（果汁炭酸）など果汁を使用した商品カテゴリーの商品投入が目立った。
■このほかでは、サントリー食品インターナショナルが「プレミアムボス」（コーヒー飲料）のラインアップ強化、キリンビバレッジが「午後の紅茶」「トロピカーナ」「小岩井」ブランドでの商品展開を積極的に行った。
【調査期間】
2016年9月
【調査対象】
飲料メーカー21社
【調査方法】
調査対象各社のホームページ、業界紙（新聞・雑誌）で発表されているものを集計
■「2016年度 季刊調査レポート 飲料新製品・商品戦略分析調査」■
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