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「かき氷前線」急加速!~この週末、広範囲で晴れて気温上昇、かき氷前線は一気に東北南部へ~



民間の気象会社、株式会社ライフビジネスウェザー(本社:東京都中央区、代表取締役:石川勝敏、以下LBW)は2015年6月12日、かき氷が本格的に売れ始める日を予想した「かき氷前線」を発表しました。LBWの解析によると、かき氷はおおむね6月以降で湿度が高まり日中の気温が30度近くになると売上が急増します。今年も多くの所でシーズンイン。この週末は「かき氷前線」は一気に北上し、東北南部に到達しそうです。



”「かき氷前線」急加速のちゆっくり”

「かき氷前線」とは、かき氷が本格的に売れ始める(多くの人が食べたくなる)シーズン始まりの日を予想したものです。LBWでは、POSデータの解析から、各地のかき氷前線を、梅雨入りの平年日以降(北海道は7月以降)で、日中の気温が29度以上になる日と定義し、気象庁の予報に独自のアルゴリズムを加え、予想を算出しました。

6月上旬は関東甲信~九州の各地で梅雨入りとなり、梅雨の晴れ間には気温が上がり、名古屋や大阪などでもかき氷前線がスタートしました。この週末は、梅雨前線がいったん南下して広範囲で晴れて暑くなり、かき氷前線は一気に東北南部まで到達しそうです。
そのあとは、梅雨前線の北上は足踏み状態。比較的涼しい高気圧に覆われやすくなる見込みで、日本海側はからっと晴れる一方、海風の吹きやすい関東から北の太平洋側は、日差しが少なくじめじめした日が多くなるでしょう。かき氷前線の北上もゆっくりで、東北北部の太平洋側は6月下旬頃にずれ込む所が多くなりそうです。


“かき氷が売れる気象条件”


LBWの解析によると、かき氷の売り上げは、5月に入った頃から気温と連動し始め(図1)、おおむね6月以降で日中の気温が30度近くになると急増して、約32度でアイスクリームの売り上げと逆転します(図2)。
これには2つの理由が考えられます。1つは、梅雨入りの頃になると湿度が高くなり、同じ気温でも蒸し暑く感じて、より食感の冷たいかき氷が食べたくなるため。2つ目は、人の基礎代謝が6月以降急激に低下し低カロリーのものを好むようになるため(図3)。人の体は、冬のほうが産熱のため基礎代謝が高く、こってりとした高カロリーのものを欲しますが、夏に向けては産熱を抑えるため基礎代謝が低くなり、さっぱりとした低カロリーのものを欲するようになります。このため、5月頃までは比較的カロリーの高いアイスクリームが好まれますが、おおむね6月以降は比較的カロリーの低いかき氷が好まれるようになります。
”各地のかき氷前線到着予想日”
参考:各地の梅雨入り平年日
今後の発表スケジュール 
LBW気象予報士が急な暑さを予想し、かき氷前線の北上が急加速すると予想された場合は、随時発表いたします。


<お問い合わせ先>
株式会社ライフビジネスウェザー
ビジネス気象研究所 小越・藤田・常盤
E-mail: contact@lbw.jp TEL:03-3668-6141  FAX:03-3668-6145

<会社概要>
(1)商号     :株式会社ライフビジネスウェザー (気象庁予報業務許可第83号)
(2)代表者    :代表取締役 石川勝敏
(3)本店所在地  :東京都中央区日本橋堀留町1-10-14人形町セントラルビル2階
(4)設立年月日  :1998年1月
(5)主な事業の内容:リアルタイム気象データを活用した商品の企画・開発・販売
           Web・スマートフォン、各種メディア向け生活気象情報の提供







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