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シュルンベルジェ、2021年第3四半期の業績を発表


  • 世界全体の売上高は58億5000万ドル(前四半期比4%増、前年同期比11%増)
  • 海外の売上高は46億8000万ドル、北米の売上高は11億3000万ドル
  • GAAP1株当たり利益(特別費用・利益を含む)は0.39ドル(前四半期比30%増)
  • 1株当たり利益(特別費用・利益を除く)は0.36ドル(前四半期比20%増)
  • 営業活動によるキャッシュフローは10億7000万ドル、フリーキャッシュフローは6億7100万ドル
  • 取締役会は1株当たり0.125ドルの四半期現金配当を承認

 


ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE: SLB)は本日、2021年第3四半期の業績を発表しました。

第3四半期業績

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

売上高*

$5,847

$5,634

$5,258

4%

11%

税引き前利益(損失) - GAAPベース

$691

$542

$(54)

28%

n/m

純利益(損失) - GAAPベース

$550

$431

$(82)

28%

n/m

希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失) - GAAPベース

$0.39

$0.30

$(0.06)

30%

n/m

 

 

調整EBITDA**

$1,296

$1,198

$1,018

8%

27%

調整EBITDA利益率**

22.2%

21.3%

19.4%

90 bps

280 bps

税引き前セグメント営業利益**

$908

$807

$575

12%

58%

税引き前セグメント営業利益率**

15.5%

14.3%

10.9%

120 bps

460 bps

純利益(特別費用・利益を除く)**

$514

$431

$228

19%

126%

希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)**

$0.36

$0.30

$0.16

20%

125%

 

 

地域別売上高

 

 

海外部門

$4,675

$4,511

$4,210

4%

11%

北米部門*

1,129

1,083

1,034

4%

9%

その他

43

40

14

n/m

n/m

$5,847

$5,634

$5,258

4%

11%

* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の一部の事業を売却しました。これらの事業の2020年第3四半期の売上高は2億4500万ドルでした。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の世界全体の売上高は前年同期比で17%増加しました。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の北米の売上高は前年同期比で43%増加しました。

** これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「部門別」、「補足情報」の項をご覧ください。

n/m = not meaningful(非適用)

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

部門別売上高

 

デジタル&統合

$812

$817

$738

-1%

10%

貯留層挙動

1,192

1,117

1,215

7%

-2%

坑井建設

2,273

2,110

1,837

8%

24%

生産システム**

1,674

1,681

1,532

0%

9%

その他

(104)

(91)

(64)

n/m

n/m

$5,847

$5,634

$5,258

4%

11%

 

 

部門別税引き前営業利益

 

 

デジタル&統合

$284

$274

$201

4%

42%

貯留層挙動

190

156

103

22%

85%

坑井建設

345

272

173

27%

99%

生産システム

166

171

132

-3%

26%

その他

(77)

(66)

(34)

n/m

n/m

$908

$807

$575

12%

58%

 

 

部門別税引き前営業利益率

 

 

デジタル&統合

35.0%

33.5%

27.2%

154 bps

784 bps

貯留層挙動

16.0%

13.9%

8.4%

202 bps

751 bps

坑井建設

15.2%

12.9%

9.4%

230 bps

576 bps

生産システム

9.9%

10.2%

8.6%

-27 bps

129 bps

その他

n/m

n/m

n/m

n/m

n/m

15.5%

14.3%

10.9%

120 bps

460 bps

* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米のワンスティム(OneStim®)圧力ポンピング事業を売却しました。この事業の2020年第3四半期の売上高は2億1900万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の貯留層挙動の売上高は前年同期比で20%増加しました。

** シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の低流量人工採油事業を売却しました。この事業の2020年第3四半期の売上高は2600万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の生産システムの売上高は前年同期比で11%増加しました。

n/m = not meaningful(非適用)

シュルンベルジェのオリビエ・ル・プェッシュ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「下半期は好調な業績を達成してスタートしました。当四半期も前四半期比で売上高が増加し、5四半期連続で利益率は向上し、フリーキャッシュフローも堅調でした。売上高の増加は、サービス的性格が強い部門である坑井建設と貯留層挙動が牽引して優れた業績を達成し、生産システムでの世界的供給・物流の一時的制約による影響を相殺する以上の成果を上げました。海外部門の売上高は前年同期比で11%増加し、前年同期比で2桁増の売上高を達成するという2021年下半期の目標に向けて順調に進んでいます。」

「当社の利益重視の戦略は、成長サイクルの初期段階にある現在、引き続き非常に優れた成果を上げています。第3四半期の税引き前セグメント営業利益率は2015年以来の最高水準となり、営業活動によるキャッシュフローは10億7000万ドルとなりました。2022年以降、エネルギーに関するマクロ的見通しが大幅に強化される中、当社の収益とキャッシュフローが向上する可能性に期待しています。」

「地域別では、海外部門の売上高は46億8,000万ドルで、前四半期比で4%増、前年同期比で11%の増加となりました。前四半期比で売上高が増加した要因は、中南米で2桁台の成長を果たしたことと、欧州/CIS/アフリカおよび中東・アジア地域で活動が持続したことです。北米の売上高は11億3000万ドルで、前四半期比4%増、前年同期比9%増となりました。前四半期比で売上高が増加した主な要因は、陸上掘削事業が季節的に大きく回復したこと、カナダで資産パフォーマンス・ソリューション(APS)の売上高が増加したこと、および北米沖合で掘削の売上高が増加したことです。」

「部門別では、坑井建設が成長の勢いを継続し、売上高は前四半期比で8%増加しました。これは、海外と北米の掘削活動が、陸上と沖合の両方で活発になったためです。同様に、貯留層挙動の売上高は前四半期比で7%増加しました。海外市場全体で探査および評価活動が増加しました。デジタル&統合と生産システムの売上高は実質的に横ばいでした。」

「前四半期比で、第3四半期の税引き前セグメント営業利益は12%増加し、税引き前セグメント営業利益率は1.20ポイント拡大して15.5%となり、調整EBITDA利益率は0.90ポイント上昇して22.2%となりました。これを牽引したのは、坑井建設部門と貯留層挙動部門です。これらの両部門では、当社の技術が後押ししてサービス率向上の兆しが見え始めています。これは、お客さまにとって目に見えて高い価値を生み出し、特に海外市場で技術の採用と活動シェアの獲得につながっています。」

「第3四半期の営業活動によるキャッシュフローは10億7000万ドル、フリーキャッシュフローは6億7100万ドルでした。年初来で当社は17億ドルのフリーキャッシュフローを創出し、これにより、年初から14億3000万ドルの純負債を削減することができました。」

「今後の見通しとして、次の四半期も成長を見込んでおり、力強い勢いで2021年度を締めくくり、これが優れた成長サイクルの基盤となると期待しています。」

「当業界のマクロファンダメンタルズは今年、特にこの数週間で目に見えて向上しました。需要が回復し、最近の石油・ガスのコモディティー価格は高値となり、在庫水準は低下し、パンデミック抑制策では心強い動向が見られます。景気後退やパンデミックに関連する後退がない限り、このような好条件により、今後数年、特に海外で投資は大きく促進され、陸上、沖合ともに、今後数年間は設備投資が世界全体で大きく伸びると予想されます。市場のリーダーとして当社は有利な立場にあります。これを基に、当社の技術力、統合能力、海外での強みを活かしてこの成長を取り込むことができ、中核事業は活動と収益において卓越した成果を上げることができます。」

「こうした状況の中、また、サイクルのこの時点での財務面での当社の優れた実績から、中期的な調整EBITDA利益率の目標である25%以上を達成し、サイクルを通して2桁台のフリーキャッシュフロー利益率を維持する自信がますます高まっています。」

その他の出来事

2021年10月21日、シュルンベルジェの取締役会は、流通普通株式1株当たり0.125ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2021年12月1日現在の登録株主に対し、2022年01月13日に支払われます。

地域別売上高

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

北米*

$1,129

$1,083

$1,034

4%

9%

中南米

1,160

1,057

828

10%

40%

欧州/CIS/アフリカ

1,481

1,453

1,397

2%

6%

中東・アジア

2,034

2,001

1,986

2%

2%

その他

43

40

13

n/m

n/m

$5,847

$5,634

$5,258

4%

11%

 

 

海外部門

$4,675

$4,511

$4,210

4%

11%

北米部門*

$1,129

$1,083

$1,034

4%

9%

* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の一部の事業を売却しました。これらの事業の2020年第3四半期の売上高は2億4500万ドルでした。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の世界全体の売上高は前年同期比で17%増加しました。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の北米の売上高は前年同期比で43%増加しました。

n/m = not meaningful(非適用)

北米部門

北米の売上高は11億3000万ドルで、前四半期比4%増となりました。陸上事業と沖合事業の両方で、主に坑井建設活動が活発になり売上高が増加しました。前四半期比で売上高が増加した要因は、陸上掘削事業が季節的に大幅に回復したこと、カナダでAPSの売上高が増加したこと、北米沖合で掘削の売上高が増加したことですが、ハリケーン関連の混乱により部分的に相殺されました。

海外部門

海外の売上高は46億8000万ドルで、前四半期比4%増となりました。その主な要因は中南米の2桁台の伸びであり、欧州/CIS/アフリカおよび中東・アジア地域での活動の持続も後押ししました。

中南米の売上高は11億6000万ドルで、前四半期比10%増となりました。メキシコ、アルゼンチン、ブラジルでは、それぞれ坑井建設、貯留層挙動、生産システムで活動が堅調で、売上高は2桁台の伸びを見せました。ガイアナ、エクアドル、コロンビアでも、貯留層挙動においてワイヤーラインと坑井介入活動が増加し、売上高が増加しました。

欧州/CIS/アフリカの売上高は14億8000万ドルで、前四半期比2%増となりました。スカンジナビア、ロシア、アンゴラ、ナイジェリアで売上高が増加しました。夏季の掘削活動のピークにより、スカンジナビアとロシアで坑井建設の活動が活発になりました。アフリカでの持続的な探査活動により、貯留層挙動でワイヤーラインと坑井刺激の活動が増加し、また、アンゴラでは生産システムの売上が増加しました。

中東・アジアの売上高は20億3000万ドルで、前四半期比2%増となりました。オーストラリア、東アジア、インドネシア、サウジアラビア、カタールで売上高が増加しました。オーストラリアとインドネシアでは、坑井建設が沖合掘削活動の増加による恩恵を受け、売上高が増加しました。東アジアでは、4つの事業部門すべてが成長し、売上高が増加しました。中東では、サウジアラビアとカタールで、貯留層挙動の活動が活発になり、売上高が増加しました。

部門別業績

デジタル&統合

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

海外部門

$615

$625

$603

-2%

2%

北米部門

196

191

134

3%

46%

その他

1

1

1

n/m

n/m

$812

$817

$738

-1%

10%

 

 

税引き前営業利益

$284

$274

$201

4%

42%

税引き前営業利益率

35.0%

33.5%

27.2%

154 bps

784 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

デジタル&統合の売上高は8億1200万ドルで、前四半期比1%減となりました。APSプロジェクトの売上高は増加したものの、ソフトウエアの売上が好調だった第2四半期が終わってデジタル・ソリューションの売上が減少したことで相殺されました。北米、中南米、中東・アジアで売上高は増加しましたが、欧州/CIS/アフリカでは減少しました。

デジタル&統合の税引き前営業利益率は35%で、前四半期比1.54ポイントの上昇となりました。その主な要因はAPSプロジェクトの利益性が向上したことです。

貯留層挙動

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

売上高*

海外部門

$1,112

$1,038

$937

7%

19%

北米部門*

79

79

275

1%

-71%

その他

1

-

3

n/m

n/m

$1,192

$1,117

$1,215

7%

-2%

 

 

税引き前営業利益

$190

$156

$103

22%

85%

税引き前営業利益率

16.0%

13.9%

8.4%

202 bps

751 bps

* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米のワンスティム(OneStim)圧力ポンピング事業を売却しました。この事業の2020年第3四半期の売上高は2億1900万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の世界全体の売上高は前年同期比で20%増加しました。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の北米部門の売上高は前年同期比で41%増加しました。

n/m = not meaningful(非適用)

貯留層挙動の売上高は11億9000万ドルで、前四半期比7%増となりました。これは、海外市場全体で探査および評価プログラムが活発化したためです。中南米は、2桁台の伸びを見せました。その要因は、ガイアナとメキシコでワイヤーラインの評価活動が増加したこと、ブラジルとエクアドルで坑井介入活動が増加したこと、アルゼンチンで坑井刺激活動が増加したことです。欧州とアフリカでも売上高が増加しました。これは主にワイヤーライン評価活動が活発化したためです。また、サウジアラビアとカタールでは、坑井刺激と坑井介入の活動が活発になり、売上高が増加しました。

貯留層挙動の税引き前営業利益率は16%で、前四半期比2.02ポイントの上昇となりました。利益率が向上した要因は、沖合事業と探査活動が活発化したことと、特に中南米とアフリカで技術構成が有利になったことです。

坑井建設

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

海外部門

$1,839

$1,708

$1,562

8%

18%

北米部門

382

352

235

9%

62%

その他

52

50

40

n/m

n/m

$2,273

$2,110

$1,837

8%

24%

 

 

税引き前営業利益

$345

$272

$173

27%

99%

税引き前営業利益率

15.2%

12.9%

9.4%

230 bps

576 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

坑井建設の売上高は、前四半期比で8%増加して22億7000万ドルとなりました。海外市場全体で陸上および沖合の掘削活動が活発になり、北米ではリグ活動が増加しました。北米で売上高が増加した要因は、当四半期にはハリケーンの影響を受けたものの、カナダで陸上掘削活動が季節的に大きく回復したことと、メキシコ湾で沖合掘削活動が増加したことです。海外部門では、中南米、アフリカ、ロシア・中央アジアで、沖合探査活動の増加と夏季の陸上掘削キャンペーンのピークが重なったことから、売上高は2桁台の伸びを見せました。

坑井建設の税引き前利益率は15%で、前四半期比2.30ポイントの上昇となりました。活動の構成が有利となり、新たな技術を導入したことで、掘削の売上高が増加しました。

生産システム

(単位:100万)

四半期

変化率

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

前四半期比

前年同期比

売上高*

海外部門

$1,205

$1,220

$1,138

-1%

6%

北米部門*

469

458

389

3%

21%

その他

-

3

5

n/m

n/m

$1,674

$1,681

$1,532

0%

9%

 

 

税引き前営業利益

$166

$171

$132

-3%

26%

税引き前営業利益率

9.9%

10.2%

8.6%

-27 bps

129 bps

* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の低流量人工採油事業を売却しました。この事業の2020年第3四半期の売上高は2600万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の世界全体の売上高は前年同期比で11%増加しました。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第3四半期の北米部門の売上高は前年同期比で29%増加しました。

n/m = not meaningful(非適用)

生産システムの売上高は、前四半期比で実質的に横ばいの16億7000万ドルとなりました。海底および坑井生産システムの売上高は増加したものの、中流生産システムの売上高の減少により相殺されました。海外の活動増加は、中南米の2桁台の伸びが中心であり、特にブラジルとメキシコで海底生産システムが成長しました。米国陸上の売上高も増加しました。坑井および坑口生産システムの売上が増加し、掘削および仕上げ済み坑井数の増加を上回りました。この増加は、欧州/CIS/アフリカと中東・アジアで売上高が減少したことで相殺されましたが、アンゴラ、ナイジェリア、東アジア、インドネシア、中国、イラクは2桁台の伸びを見せました。売上高は、世界的な供給と物流の一時的制約の影響を部分的に受けました。

生産システムの税引き前営業利益率は、前四半期比で実質的に横ばいの10%でした。

四半期ハイライト

シュルンベルジェは、技術の差別化、統合力、世界的な業務執行力を基に、ますます多くの契約を獲得し続けています。その結果、成長サイクルの拡大に伴って、特に中東、沖合、天然ガスの各プロジェクトにおいて、強力な作業パイプラインが生まれています。当四半期には、以下のような注目すべきプロジェクトを獲得しました。

  • シュルンベルジェはサウジアラムコと、非在来型ガス資源に関する数十億ドル規模の統合型坑井刺激技術とサービスの契約を結びました。盆地適合型技術により操業成果と効率が実現されます。作業範囲には、水圧破砕、コイルドチュービング介入、ワイヤーライン・サービス、MonoFlex*デュアル接続破砕流体供給技術によるキャメロン水圧破砕ツリー、フローバックのための総合的な製品とサービスが含まれます。作業準備は2021年第4四半期に開始される予定です。
  • オマーン石油開発会社(PDO)は、シュルンベルジェとオマーン国内の最大350本の坑井を対象とした高圧水圧破砕および坑井刺激サービスを提供する大型のサービス契約を結びました。この5年契約には、独立した2年間のオプションが2件付属しており、105本の石油・ガス探査井と、171~245本のガス開発井で構成されています。作業プログラムは2021年第4四半期に開始される予定です。
  • クウェート石油会社は、シュルンベルジェと5年間の供給契約を結び、クウェートのジュラ紀深層にある230本の新規坑井と250本の改修坑井向けに、坑口装置、生産ツリー、サービスを提供します。契約の範囲には、15,000psiの高圧高温(HPHT)坑口装置、生産ツリー、チョーク、制御パネルの供給と設置サービスが含まれます。クウェートのジュラ紀貯留層には大量のガスが埋蔵されており、同国の長期戦略の重要な要素となっています。

沖合市場では、シュルンベルジェは引き続き多くの契約を獲得しました。これは、当社の技術と統合能力によるもので、最初の生産までの時間を短縮し、あるいは既存資産からの回収率を向上させることで操業実績を高めています。この沖合活動の増加は、最終投資決定(FID)の増加や、短期・長期プロジェクトの受注が主な要因となっています。当四半期の例を以下に示します。

  • シュルンベルジェは、トルコ石油会社(TP)と、トルコ最大のガス埋蔵量を誇るサカリヤ油田の未開発油田フェーズ1開発でエンド・ツー・エンドの生産ソリューションを提供する大型契約を結びました。この統合型プロジェクトは、地下のソリューションから陸上の生産までを対象とし、坑井仕上げ、海底生産システム(SPS)、最大350 MMscf/日のガスを処理できる早期生産施設が含まれます。このように地下から処理施設までを統合することで、パイプラインに接続可能なガスを早期に供給することができます。
  • オーメン・ランゲ油田では、A/Sノシュケ・シェルとオーメン・ランゲ・パートナーシップがこのほどフェーズ3の最終投資決定(FID)を行いました。ワンサブシー(OneSubsea®)は、海底多相圧縮システムを配備します。これは、既存のマニホールドとパイプラインに接続された2つの16MWの海底圧縮ステーションから構成されています。これは、業界をリードする革新的技術であり、さらに300億~500億m3の天然ガスを引き出し、油田回収率を75%から85%に向上させます。ワンサブシー多相圧縮システムでは、トップサイド上での圧縮に比べ、エネルギー消費量、ひいてはCO2排出量を大幅に削減することができます。
  • ブラジルでは、ペトロブラスがシュルンベルジェと、プレソルト・コンセッションの21本の坑井の統合型仕上げに関する契約を結びました。これらの坑井で採用されたインテリジェント仕上げ設計には、選択的裸抗下部仕上げ、高品質隔離弁とダウンホール区間フロー制御弁の統合、Metris*常時監視システムが含まれます。インテリジェント坑井仕上げにより、ペトロブラスは、生産をより正確に監視・制御でき、この高圧貯留層における最終的回収率を高めることができます。設置は、2022年第3四半期に開始される予定です。
  • ワンサブシー(OneSubsea)は、アケル(Aker)BPと、ノルウェー大陸棚のハンズ・プロジェクトにおいて、炭素排出量を削減した海底生産システムの供給、設置、試運転に関する大型契約を結びました。この契約は、3基の水平海底ツリー、制御装置、その他の関連機器で構成され、以前のプロジェクトから再利用された再生海底生産設備を用います。この独自のアプローチにより、アケルBPは、イーヴァル・オーセン・プラットフォームへのタイバックとして、コストとカーボン・フットプリントを削減しつつ、この油田を開発することができます。このアプローチでは、従来の方法と比べ、二酸化炭素換算で200トン以上の排出量を削減できると推定されます。

成長サイクルの拡大に伴い、顧客企業の活動は、地域的だけでなく、陸上や中流などの事業環境全体で幅広く増加しています。以下に例を挙げます。

  • ケアン・オイル&ガスとベダンタはシュルンベルジェと、インド・ラージャスターン州にあるラーゲシュワリ油田の27本の深層ガス井について、統合型坑井建設・坑井仕上げの契約を結びました。この契約に基づき、シュルンベルジェは独自の盆地適合型技術を組み合わせて、信頼性と効率性を高める機会を創出します。この技術は、このほど完了した同油田の42本の坑井の深層ガス・キャンペーンで効果が立証されています。この統合型坑井建設・坑井仕上げアプローチにより、インド最大級の石油・ガス探査・生産会社のケアンは、天然ガス開発計画を遂行する上で、価値と効率を高めることができます。
  • インドでは、リライアンス・インダストリーズ・リミテッドがシュルンベルジェと、25 m3/hのリッチ・モノエチレングリコール(MEG)回収再生プラント2基と前処理ユニット1基のエンジニアリングと供給に関する契約を結びました。これにより、既存のカキナダ陸上ターミナルからのガス生産量増加をサポートします。MEGは生産パイプラインに注入、回収、再利用され、水和物の生成を抑え、ガス・システムの処理能力を最大限に高めます。MEG回収トレーンでは、PUREMEG*モノエチレングリコール回収再生システムを用います。これは、従来のシステムと比べて運転コストが低くなっています。

デジタル変革は、当業界の未来における重要な要素です。当社はデジタル・プラットフォームの強化を続けており、これを通して、お客さまに成果上の効果を提供しています。当四半期のハイライトは次の通りです。

  • シュルンベルジェは、ディープIQ(DeepIQ)に戦略的投資を行い、企業の産業データのセルフサービス分析を加速します。これにより、ディープIQの技術をシュルンベルジェの人工知能(AI)ソリューションと組み合わせて活用し、エネルギー業界向けの変革的デジタル・ソリューションにおけるシュルンベルジェの主導的地位を維持することができます。

  • シュルンベルジェは、業界唯一の掘削作業用自動レポート作成ソフトウエアのインディペンデント・データ・サービシズ(Independent Data Services)(IDS)を買収し、デジタル掘削計画・作業ポートフォリオを拡充しました。IDSは、DrillPlan*コヒーレント坑井建設計画ソリューションとDrillOps*的確坑井配置ソリューションを、クラウドを介して、あるいはスタンドアロンのソリューションとして強化することで、操業活動の自動分析とレポート作成を実現し、E&Pオペレーターと掘削請負会社に、操業効率を高める実用的な知見を提供します。
  • カナダ沖合では、シュルンベルジェとエクソンモービル・カナダが共同でデジタル掘削ソリューションの導入に取り組んでいます。この技術により、エクソンモービル・カナダはこのほど、ヘブロン・プラットフォームで掘削された最初の完全自動化区間を完成させました。これは、DrillOps自動掘削ソリューションを含むDrillOps的確坑井配置ソリューションと、パイプ取り扱い自動化用のキャメロンDrillPilot*機器シーケンシング・ソフトウエアを組み合わせて実現されました。エクソンモービル・カナダとヘブロンの共同出資者は、沖合操業で、DrillOps自動化ソリューションを商業的に導入することに合意しました。これらのデジタル・ソリューションにより、リグ作業員全体の手順順守、一貫性、標準化、操業効率を大きく変え、将来的には坑井建設計画と執行段階の緊密な統合が可能になると期待されています。
  • メキシコ湾深海では、シェル・エクスプロレーション&プロダクション・カンパニーが、Performance Live*デジタル接続サービスにより、掘削効率を上げるとともに、作業員数の削減目標を達成しました。Performance Liveサービスの利用を増やし、傾斜掘りと、StethoScope*掘削同時地層圧測定などの高度な掘削同時検層サービスの両方を導入しました。これにより、シュー間の掘削性能が19%向上し、標準非生産時間(NPT)が72%削減されたほか、導入開始から、坑井現場の作業員の平均人数が46%削減されました。
  • アラムコとシュルンベルジェは、業界最先端の地球物理学処理ソリューションの1つであるOmega*地球物理学データ処理プラットフォームに関する契約を締結しました。Omegaプラットフォームは、総合的ワークフローと先進的アルゴリズムを、最先端の科学、スケーラブルな処理、卓越した柔軟性で統合することで、地球物理学データの画像化を強化します。

シュルンベルジェTransition Technologies*は、スコープ1およびスコープ2の排出に取り組む顧客企業にますます採用されています。これは当社のスコープ3削減目標と重なる取り組みです。これらの技術により、フレアリングや漏洩排出物を削減し、掘削作業におけるCO2フットプリントを削減し、油田全体のカーボン・フットプリントを最小限に抑えるソリューションを開発し、インフラの電化を増やすことで、顧客企業とシュルンベルジェ双方のネットゼロへの取り組みを加速させます。新しい技術の導入の具体例は次の通りです。

  • カザフスタンでは、シュルンベルジェは、シェルとエニが共同運営するカラチャガナク・ペトロリアム・オペレーティングB.V.と共に、フレアリング・ゼロの坑井試験とクリーンアップ・ソリューションを導入し、これまでに二酸化炭素換算で24万トン以上の排出量を削減しました。Vx Spectra*地表多相流量計、高圧分離器、REDA多相HPS*水平多段式地表ポンプなど、シュルンベルジェ独自の技術を採用したこのプロジェクトは、世界初の試みであり、JVパートナーとシュルンベルジェ双方の長期的なネットゼロ目標、およびカザフスタンの環境目標に沿ったものです。
  • トリニダード・トバゴ沖合では、シュルンベルジェはマタパル油田で、bpを支援し、予定より7カ月早く最初のガスを生産しました。bpとの共同作業により、ワンサブシー(OneSubsea)はその経験を活かして、初の全電動式マニホールドと、Vx Omni*海底多相流量計を搭載した1万psiの海底ツリー3基を配備しました。また、機動性海底生産システム(SPS)により、bpは、標準ハードウエアを活用してプロジェクト固有のエンジニアリングを削減することができました。これにより、以前の同様の開発では4年かかっていたところ、契約締結からわずか3年後に最初のガス生産を実現しました。
  • ノルウェー沖合では、エクイノールがManara*生産・貯留層管理システムを初めて採用し、ハイドルン油田の大偏距井で、石油生産量を増加させるとともに、プロジェクトのCO2排出量を削減しました。エクイノールは、どの区間が生産に寄与しているかを把握し、6つの全電動式監視・制御ステーションを用いて各区間からの流量を調整することで、石油生産量を最適化し、水の産出を最小限に抑えることができます。Manaraシステムで水の産出を制御することで、処理済みの水を貯留層に戻すために必要なエネルギーが削減され、生産された石油1バレル当たりのCO2排出量が削減されます。

石油・ガス事業におけるCO2排出量と消費量の削減に加え、シュルンベルジェの分野専門知識と経験により、他の産業の炭素排出量削減を実現するプロジェクトを受注しています。

  • FSビオエネルジアは、ブラジル初の炭素回収・貯留プロジェクトに関する契約をシュルンベルジェと結びました。これは、カーボン・ネガティブなバイオ燃料の生産を支援するものです。この契約に基づき、シュルンベルジェは、貯留層の調査、注入井の設計と掘削管理、圧入性試験、注入開始後の貯留量の監視を行います。このプロジェクトは、ルカス・ド・リオ・ヴェルデにあるFSビオエネルジアの処理工場現地に建設され、2024年に予定されている完成時には、年間43万トンのCO2を処理・貯蔵できると見込まれています。

財務諸表

要約連結損益計算書

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

 

第3四半期

年初9カ月

9月30日締め

2021

2020

2021

2020

 

売上高

$5,847

$5,258

$16,704

$18,069

利息およびその他の収入(1)

56

22

91

94

経費

売上原価

4,862

4,624

14,135

16,172

研究・エンジニアリング

140

137

409

452

一般管理費

80

85

231

293

減損その他(1)

-

350

-

12,596

利息

130

138

402

419

税引き前利益(損失)(1)

$691

($54)

$1,618

($11,769)

税金費用(税金軽減)(1)

129

19

301

(901)

純利益(損失)(1)

$562

($73)

$1,317

($10,868)

非支配持分に帰属する純利益

12

9

37

24

シュルンベルジェに帰属する純利益(損失)(1)

$550

($82)

$1,280

($10,892)

 

シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)

$0.39

($0.06)

$0.90

($7.84)

 

平均流通株式数

1,402

1,391

1,399

1,389

希薄化後平均流通株式数

1,424

1,391

1,422

1,389

 

経費に含まれる減価償却費(2)

$530

$587

$1,588

$1,983

(1)

詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

(2)

有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。

要約連結貸借対照表

 

(単位:100万)

 

9月30日

12月31日

資産の部

2021

2020

流動資産

現金および短期投資

$2,942

$3,006

売掛金

5,349

5,247

棚卸資産

3,296

3,354

その他の流動資産

800

1,312

12,387

12,919

関連会社への投資

2,110

2,061

固定資産

6,375

6,826

のれん

12,990

12,980

無形資産

3,265

3,455

その他の資産

3,911

4,193

$41,038

$42,434

 

負債および株主資本の部

流動負債

買掛金・未払負債

$7,615

$8,442

概算所得税債務

907

1,015

短期借入金・長期債務の1年以内返済分

1,025

850

未払配当金

188

184

9,735

10,491

長期債務

14,370

16,036

退職後給付

905

1,049

その他の負債

2,363

2,369

27,373

29,945

株主資本

13,665

12,489

$41,038

$42,434

流動性

(単位:100万)

 

流動性内訳

2021年9月30日

2021年6月30日

2020年12月31日

2020年9月30日

現金および短期投資

$2,942

$2,682

$3,006

$3,837

短期借入金・長期債務の1年以内返済分

(1,025)

(36)

(850)

(1,292)

長期債務

(14,370)

(15,687)

(16,036)

(16,471)

純負債(1)

$(12,453)

$(13,041)

$(13,880)

$(13,926)

 

流動性増減の詳細を以下に示します。

 

年初9カ月

第3四半期

年初9カ月

9月30日締め

2021

2021

2020

 

純利益(損失)

$1,317

$562

$(10,868)

特別利益・費用(税引き後)(2)

(36)

(36)

11,539

1,281

526

$671

減価償却(3)

1,588

530

1,983

株式報酬費用

229

73

318

運転資金の増減

(798)

(40)

(822)

米国連邦税還付金

477

-

-

その他

(58)

(19)

(84)

営業活動によるキャッシュフロー(4)

2,719

1,070

2,066

 

設備投資

(694)

(273)

(858)

APS投資

(305)

(117)

(252)

資本計上されたマルチクライアント地震探査データ

(21)

(9)

(86)

フリーキャッシュフロー(5)

1,699

671

870

 

支払配当金

(524)

(175)

(1,560)

従業員持株制度による受取金

137

75

146

自社株買い戻しプログラム

-

-

(26)

事業買収・投資(取得した現金と負担した負債を控除)

(98)

(63)

(33)

資産売却による受取金

-

-

325

その他

(79)

(49)

(149)

為替レートの変動の影響を除く純負債の変動

1,135

459

(427)

為替レートの変動が純負債に及ぼす影響

292

129

(372)

純負債の減少(増加)

1,427

588

(799)

純負債(期首)

(13,880)

(13,041)

(13,127)

純負債(期末)

$(12,453)

$(12,453)

$(13,926)

(1)

 

「純負債」は、負債総額から現金と短期投資を差し引いた額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

(2)

 

詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

(3)

 

有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。

(4)

 

2021年9月30日締め9カ月および第3四半期にそれぞれ2億2600万ドルと4200万ドル、2020年9月30日締め9カ月および第3四半期にそれぞれ6億9900万ドルと2億7300万ドルの退職金が含まれます。

(5)

 

「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、APS投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

特別費用・利益

2021年第3四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。「流動性」の項目に示された非GAAP財務指標に加え、特別費用・利益を除く純利益(損失)、税引き前セグメント営業利益、ならびにこれらに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、特別費用・利益を除くシュルンベルジェの純利益(損失)、特別費用・利益を除く実効税率、調整EBITDA)は非GAAP財務指標です。これらの財務指標から、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。また、これらの指標の一部は、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用いています。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようにしてください。これらの非GAAP財務指標の一部と、対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。調整EBITDAと対応するGAAP指標の差異調整は、「補足情報」の項(質問9)をご覧ください。

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

 

2021年第3四半期

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS

シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)

$691

$129

$12

$550

$0.39

有価証券の未実現利益(1)

(47)

(11)

-

(36)

(0.03)

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$644

$118

$12

$514

$0.36

 

2020年第3四半期

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS

シュルンベルジェの純損失(GAAPベース)

$(54)

$19

$9

$(82)

$(0.06)

施設撤退費用

254

39

-

215

0.15

人員削減

63

-

-

63

0.05

その他

33

1

-

32

0.02

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$296

$59

$9

$228

$0.16

 

2021年年初9カ月

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS*

シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)

$1,618

$301

$37

$1,280

$0.90

有価証券の未実現利益(1)

(47)

(11)

-

(36)

(0.03)

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$1,571

$290

$37

$1,244

$0.88

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

 

2020年年初9カ月

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS*

シュルンベルジェの純損失(GAAPベース)

$(11,769)

$(901)

$24

$(10,892)

$(7.84)

のれん

3,070

-

-

3,070

2.21

無形資産減損

3,321

815

-

2,506

1.80

資産パフォーマンス・ソリューション投資

1,994

11

-

1,983

1.43

人員削減

1,286

78

-

1,208

0.87

固定資産減損

666

52

-

614

0.44

棚卸資産の評価減

603

49

-

554

0.40

北米圧力ポンピング減損

587

133

-

454

0.33

使用権資産減損

311

67

-

244

0.18

施設撤退費用

254

39

-

215

0.15

一部の活動からの撤退に関連する費用

205

(25)

230

0.17

マルチクライアント地震探査データ減損

156

2

-

154

0.11

債券買い戻し

40

2

-

38

0.03

退職後給付削減による利益

(69)

(16)

-

(53)

(0.04)

その他

172

14

-

158

0.11

評価引当金

-

(164)

-

164

0.12

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$827

$156

$24

$647

$0.46

* 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。

(1) 要約連結損益計算書の利息およびその他の収入に分類されています。

特に記載がない限り、すべての特別費用・利益は、要約連結損益計算書の減損その他に分類されています。

部門別

(単位:100万)

 

四半期

2021年9月30日締め

2021年6月30日締め

2020年9月30日締め

売上高

税引き前利益

売上高

税引き前利益

売上高

税引き前利益(損失)

デジタル&統合

$812

$284

$817

$274

$738

$201

貯留層挙動

1,192

190

1,117

156

1,215

103

坑井建設

2,273

345

2,110

272

1,837

173

生産システム

1,674

166

1,681

171

1,532

132

消去など

(104)

(77)

(91)

(66)

(64)

(34)

税引き前セグメント営業利益

908

807

575

全社など

(145)

(138)

(151)

受取利息(1)

8

5

3

支払利息(1)

(127)

(132)

(131)

特別費用・利益(2)

47

-

(350)

$5,847

$691

$5,634

$542

$5,258

$(54)

(単位:100万)

 

年初9カ月

2021年9月30日締め

2020年9月30日締め

売上高

税引き前利益

売上高

税引き前利益(損失)

デジタル&統合

$2,401

$805

$2,235

$458

貯留層挙動

3,312

448

4,354

259

坑井建設

6,319

827

6,747

687

生産システム

4,946

475

5,001

467

消去など

(274)

(176)

(268)

(124)

税引き前セグメント営業利益

2,379

1,747

全社など

(434)

(548)

受取利息(1)

17

25

支払利息(1)

(391)

(397)

特別費用・利益(2)

47

(12,596)

$16,704

$1,618

$18,069

$(11,769)

(1)

 

セグメントの業績に含まれる額を除きます。

(2)

 

詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

補足情報

よくある質問(FAQ)

1)

 

2021年通期の資本投資の指針はどうなっていますか?

 

2021年度通期のシュルンベルジェの資本投資(設備投資、マルチクライアント、APS投資)は現在、約16億ドルと予想しています。2020年度の資本投資は15億ドルでした。

 

 

2)

 

2021年第3四半期の営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか?

 

2021年第3四半期には退職金として4200万ドルを支払いましたが、営業活動によるキャッシュフローは10億7000万ドル、フリーキャッシュフローは6億7100万ドルでした。

 

 

3)

 

2021年第3四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?

 

2021年第3四半期の「利息およびその他の収入」は5600万ドルで、その内訳は、有価証券の未実現利益の4700万ドル(質問11を参照)、受取利息の800万ドル、持ち分法投資利益の100万ドルです。

 

 

4)

 

2021年第3四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?

 

2021年第3四半期の受取利息は800万ドルで、前四半期比200万ドル増となりました。支払利息は1億3000万ドルで、前四半期比600万ドル減となりました。

 

 

5)

 

シュルンベルジェの税引き前連結利益(損失)と税引き前セグメント営業利益の違いは何ですか?

 

この違いは、セグメントに割り当てられていない社費、特別費用・利益、および受取利息・支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一部の一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。

 

 

6)

 

2021年第3四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?

 

GAAPに基づく2021年第3四半期の実効税率は18.6%、2021年第2四半期は18.2%でした。特別費用・利益を除く2021年第3四半期の実効税率は18.3%でした。2021年第2四半期には特別費用・利益は計上されていません。

 

 

7)

 

2021年9月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか? また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?

 

2021年9月30日時点での流通普通株式数は14億300万株で、2021年6月30日時点では13億9800万株でした。

(単位:100万)

2021年6月30日時点での流通株式数

1,398

従業員株式購入制度に基づいて発行された株式

3

制限付き株式の付与

2

2021年9月30日時点での流通株式数

1,403

8)

 

2021年第3四半期および2021年第2四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?

 

 

2021年第3四半期の加重平均流通株式数は14億200万株、2021年第2四半期は13億9800万株でした。以下に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。

 

(単位:100万)

2021年第3四半期

2021年第2四半期

加重平均流通株式数

1,402

1,398

未付与の制限付き株式

22

23

希薄化後平均流通株式数

1,424

1,421

9)

 

2021年第3四半期、2021年第2四半期、2020年第3四半期のシュルンベルジェの調整EBITDAはどの程度でしたか?

 

 

2021年第3四半期のシュルンベルジェの調整EBITDAは12億9600万ドルで、2021年第2四半期は11億9800万ドル、2020年第3四半期は10億1800万ドルでした。計算方法は以下の通りです。

(単位:100万)

2021年第3四半期

2021年第2四半期

2020年第3四半期

シュルンベルジェに帰属する純利益(損失)

$550

$431

$(82)

非支配持分に帰属する純利益

12

12

9

税金費用(税金軽減)

129

99

19

税引き前利益(損失)

$691

$542

$(54)

特別費用・利益

(47)

-

350

減価償却

530

526

587

支払利息

130

136

138

受取利息

(8)

(6)

(3)

調整EBITDA

$1,296

$1,198

$1,018

 

調整EBITDAは、特別費用・利益、減価償却、支払利息、受取利息を除く税引き前利益です。経営陣は、調整EBITDAをシュルンベルジェの重要な利益性指標と見なしており、この指標で投資家および経営陣は期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効率的に評価し、そのままでは分かりにくい業務の動向を確認することができると考えています。調整EBITDAはまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用いています。調整EBITDAは、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようにしてください。

 

 

10)

 

2021年第3四半期、2021年第2四半期、2020年第3四半期の償却費用の内訳はどうなっていますか?

 

2021年第3四半期、2021年第2四半期、2020年第3四半期の償却費用の内訳は次の通りです。


Contacts

Ndubuisi Maduemezia – Vice President of Investor Relations, Schlumberger Limited
Joy V. Domingo – Director of Investor Relations, Schlumberger Limited
Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com

 


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