見事にレストアされたヴィンテージのフェラーリのコンクール受賞歴に、切望の名誉が加わりました

香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 1世紀近くにわたって魅力と豪華さを象徴してきた国際的なホスピタリティ・ブランドを擁するザ・ペニンシュラホテルズは本日、6回目となる毎年のクラシックカー展示の場であるザ・ペニンシュラ クラシックス2020ベスト オブ ザ ベスト アワードの受賞者を発表しました。受賞車となったスカリエッティ製ボディを備えた1954年製フェラーリ750モンツァは、その目覚ましいレースの歴史と厳密なレストアの両方により栄誉を勝ち取りました。同車は2020年パームビーチ・キャバリーノ・クラシックでベスト・オブ・ショーを受賞して、ベスト オブ ザ ベスト アワードの候補となる資格を得ました。



ベスト オブ ザ ベスト アワードは2015年に、香港&上海ホテルズ・リミテッド(ザ・ペニンシュラホテルズの所有・運営会社)会長のThe Hon. Sir Michael Kadoorieが、William E. (Chip) Connor、Bruce Meyer、Christian Philippsenと共同で創設しました。このアワードでは、最高レベルのコンクールの選りすぐりの卓越した受賞者の中から選ばれた国際的に名高いメーカーによって製造されたクラシックカーの優れたエンジニアリングとデザインが称えられます。今年のアワードは、COVID-19の影響で2020年の提携コンクールがキャンセルされたり延期されたりしたため、候補者の数が限られていました。

1954年製フェラーリ750モンツァは、コンクール・オブ・エレガンス・ハンプトン・コート・パレスで2020年ベスト・オブ・ショーを受賞したファクトリー製ボディの1969年製ポルシェ917KHクーペ、サロン・プリヴェで2020年ベスト・オブ・ショーを受賞したザガート製ボディの1931年製アルファロメオ8C 2300モンツァ・スパイダー、アメリア・アイランド・コンクール・デレガンスで2020年ベスト・オブ・ショーに選ばれたマーフィー製ボディの1929年製デューセンバーグ・モデルJ・タウン・リムジンを含むイタリア、ドイツ、米国の自動車メーカーによって製造された4台の候補車の中から選ばれました。

受賞車は、デザイナーのゴードン・マレー(ブラバムとマクラーレンの元フォーミュラ1デザイナー)とアンヌ・アセンシオ(ダッソー・システムズのデザイン・エクスペリエンス担当バイスプレジデント)や、著名なクラシックカー収集家のローレンス・グラフとジェイ・レノを始めとするベスト オブ ザ ベスト アワードの尊敬を集める審査員団によって選ばれました。

The Hon. Sir Michael Kadoorieは、次のように述べています。「今年は審査員にとって、受賞車を選ぶのは難しい任務でした。審査の手続きを遠隔で行わなくてはならず、ソーシャル・ディスタンスの対策と安全を最優先して、残念ながらメインの受賞イベントはキャンセルしなくてはなりませんでした。このような一流の候補車が集まる中、1台の受賞車を選ぶのは特に困難でした。とは言え、自動車産業の目覚ましい達成にスポットライトを当て、現在の困難な時期に小さな喜びを生み出すことは、常に大きな喜びです。これらのクラシックカーは、人間の芸術性と創造力の不朽の証です。」

受賞した750モンツァは、1954年6月のイモラ・オートドローム初開催のグランプリで、2リッター・エンジンを搭載して最初のデビューを果たしました。ドライバーのウンベルト・マリオーリがこの車でスクーデリア・フェラーリの1位を勝ち取った後、3リッター・エンジンが搭載され、モンサント・グランプリ(優勝)、ナッソー・レース・ウィーク(最初の所有者であるアルフォンソ・デ・ポルターゴが運転して1位と2位を獲得)など、その年の他のいくつかの主要なレースに出場しました。

次の所有者となったスターリング・エドワーズはそれに続く2年間、1955年と1956年のペブルビーチ・ロードレース(自身が設立したイベント)など、主にカリフォルニアで750モンツァをレースに出場させ、1位を4回、クラス1位を2回獲得しました。友人アーニー・マカフィーの悲劇的な死を受けてレースを完全にやめることを決意したエドワーズは、自身のエンジニアだったボブ・ウィットマーに車を売りました。ウィトッマーはエンジンをシェビーV8に交換し、1960年代初頭までレースで好成績を収めました。

その後の50年間のほとんどを、この車は分解された状態で過ごしました。ただし、シャーシ、ボディ、エンジン、ギアボックスはサンフランシスコ地域の小さな倉庫に丁寧に保管されていました。2016年、テキサス州ゲインズビルのボブ・スミス・コーチワークスの指揮の下で、同車の完全なレストアが開始されました。新しい所有者である南カリフォルニアのトムとジル・ペックは、2年をかけてこのプロセスを完了させました。

改修は、スイスのマルセル・マッシーニ、ジョージア州ブラゼルトンのアラン・ボー、ハワイ州のデビッド・セイエルスタッドといった数名の著名なフェラーリを専門とする歴史家や、共に北カリフォルニアから来た過去の所有者のスターリング・エドワーズの息子ハモンドとボブ・ウィットマーによって指導されました。イタリアのマラネロのフェラーリ・クラシケのヴィンテージ認定チームも、フェラーリがキャンペーンをしていた頃の初期のレースのキャリアをつなぎ合わせることに寄与しました。これらの専門家は豊富な知識を組み合わせてプロジェクトにもたらしながら、元の所有者のマニュアル、ツールボックス、ビルドシート、この車の貴重な初期の写真など、保存されていた数多くのオリジナルの文書やツールを活用しました。これらの写真のコンピューター・モデリングを使用して、レース時代からのボディの欠陥が修理され、3D印刷技術を用いて修理不可能ないくつかの部品が複製されました。車のカラーリングは、1954年に初めてカレラ・パナメリカーナのレースに参加した時にまとっていた色に復元されました。

完全にレストアされた1954年製フェラーリ750モンツァは、2019年ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでのエンツォ・フェラーリ・アワードの受賞と、キャバリーノ・クラシックの2020年ベスト・オブ・ショーの受賞を経て、ザ・ペニンシュラ クラシックス2020ベスト オブ ザ ベスト アワードの受賞車に選ばれました。

ペック氏は、自身の車の一番最近の成功について次のように述べています。「ザ・ペニンシュラ クラシックスの敬うべき審査員に認められたことは本当に光栄です。多くのクラシックカーと同様にこの車も、車を愛する人々の努力の結果であり、献身的なチームワークの産物です。ベスト オブ ザ ベスト アワードは、関係した全ての人々の最高の功績です。」

ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワードについて

自動車の世界を形成する最高のものを讃えようという共通の欲求により、香港&上海ホテルズの会長を務めるHon. Sir Michael Kadoorieが、共同設立者であるWilliam E. (Chip) Connor、Bruce Meyer、Christian Philippsenと共に2015年にザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワードを開始しました。各設立者は、優れた自動車、その伝統の保全、完璧な補修プロジェクトに対する共通の情熱と理解を共有しています。ザ・ペニンシュラホテルズがスポンサーを務めるこの賞は、世界中の名高いコンクール・サーキットの9つ(アメリア・アイランド・コンクール・デレガンス、キャバリーノ・クラシック、シャンティイ・アート&エレガンス・リシャール・ミル、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ、コンクール・オブ・エレガンス・ハンプトン・コート・パレス、グッドウッド・カルティエ・スティル・エ・リュクス・コンクール・デレガンス、ペブルビーチ・コンクール・デレガンス、サロン・プリヴェ、ザ・クエイル・ア・モータースポーツ・ギャザリング)で「ベスト・オブ・ショー」を受賞した選りすぐりの車を集結させています。

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