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シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、CEA、関係パートナーがクリーン水素生産技術ベンチャーGenviaの設立を欧州委員会から承認されたと発表



Genviaベンチャーは、クリーンな水素生産のための画期的な電解技術の開発と事業用導入に取り組む

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、CEA、関係パートナーは本日、クリーン水素生産技術ベンチャーGenviaの設立を欧州委員会から承認されたと発表しました。独自の官民パートナーシップ・モデルによるGenviaは、シュルンベルジェとCEAの専門能力と経験をVINCIコンストラクション、Vicat、そしてフランスのオクシタニー地域圏の投資機関である地域圏エネルギーおよび気候局(AREC)と結び付けます。



水素は融通性の高いエネルギー媒体であり、2050年までにカーボン・ニュートラルを目指す多数の国にとってエネルギー移行の主要要素の1つとなるものです。この新しいベンチャーは、クリーンな水素生産のための最も効率的で費用効果の高い技術として、CEA高温可逆固体酸化物電解技術の開発と最初の事業用導入を加速させます。


水素生産の目標達成、多様な応用、新たなエネルギー・インフラストラクチャーの構築には、広く厚みのある連携が必須です。


「私たちは、脱炭素化を実現する技術開発に努める中でこのような経験豊かな力強いパートナーと協力できることをうれしく感じています。私たちは過去10年間にCEAによって開発された一群の技術を発展させる形で協力し、クリーン水素生産に革新をもたらすと私たちが予想している技術に意欲的な成長計画を持っています。このイニシアチブは環境面・経済面の意欲的成長に整合性があることを示しており、これは政府や欧州委員会の復興計画を支える上でフランスと欧州にとって重要です」と、CEA会長のFrançois Jacqは述べています。


Genviaの技術は最高度のシステム効率を達成することを目指し、生産する水素1キログラム当たりの電力使用量を大きく削減します。この技術は完全可逆的なものとして初のものであり、電気分解と燃料電池の機能を切り替えることができる柔軟性を提供します。


「クリーンな水素生産は、世界がエネルギー移行の目標を達成する上で必須です。Genviaは卓越した科学と高度な工学を組み合わせることで中心的技術の開発を加速させ、安価な水素生産、エネルギー貯蔵、燃料電池の大規模利用の可能性を実現します」と、シュルンベルジェ最高経営責任者(CEO)のオリビエ・ル・プェッシュは述べています。


固体酸化物電解装置の製造は、フランスのオクシタニー地域圏のベジエに設立されるGenviaギガファクトリーで行われます。技術移行センターは、CEAのフランス・グルノーブルの拠点に設けられます。


シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて


シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新興市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。


CEAについて


CEAは、エネルギー移行、デジタル移行、未来医療技術、防衛・安全保障という4つの主要領域での研究、開発、技術革新の主要組織です。大規模な研究インフラを備えたフランスの9カ所の拠点に2万人の従業員を擁するCEAは、フランス、欧州、世界の多数の学術・産業パートナーとの共同プロジェクトに積極的に参加しています。Clarivate 2019ランキングでは、CEAはフランスの研究組織の中でフランスと欧州での特許申請件数でトップの組織となっています。

www.cea.fr


VINCIコンストラクションについて


VINCI子会社のVINCIコンストラクションは、5大陸で活動する世界的企業であり、欧州のリーダー企業です。従業員数は7万2000人を超え、2019年には830社で149億ユーロの売上高を上げています。統合的モデルに従って構成された当社は、構造のライフサイクル全体(資金調達、設計、建設、保守)に関与する能力を持ち、建物、機能構造、運輸インフラ、液圧エンジニアリング、再生可能・原子力エネルギー、環境、水素・ガス、鉱山という8つのセクターで活動しています。

www.vinci-construction.com


Vicatについて


200年近い経験を持つVicat Groupは、鉱物および生物由来建設材料のトップクラスの製品を開発しています。バリューチェーン全体のカーボン・ニュートラルに向けて自ら確立した流れに沿い、当グループは、セメント、生コンクリート、骨材という3つの主要事業ラインと関連活動に携わっています。家族経営を続けている当社は9950人近い従業員を持ち、2019年の連結売上高は27億ユーロでした。当グループは、フランス、スイス、イタリア、米国、トルコ、エジプト、セネガル、マリ、モーリタニア、カザフスタン、インド、ブラジルの12カ国で営業しています。売上高の60%以上はフランス外で生み出されています。

www.vicat.com


AREC(オクシタニー地域圏投資会社)について


オクシタニー地域圏の機関であるARECは、各地域にエネルギー移行ソリューションを提案しています。当機関は、オクシタニー地域圏の各地域の組織の状況に応じて、ターンキー式や個別対応により調整されたソリューションを提供することに努めています。ソリューションに対しては、中立的で客観的なビジョンを持っています。地域の組織から信頼される第三者機関として全般的な利益に貢献するARECの付加価値は、川上からプロジェクトの実現と資金確保まで、エネルギー移行のバリューチェーンの全体を独自に支えているところにあります。また、オクシタニー地域圏は常に、領域内の水素セクターの発展におけるパイオニアとしての地位にありました。その目標は2019年に1億5000万ユーロの資金が確保された前例のないグリーン水素計画が採択されたことで明確化されました。これにより、2050年までに欧州をリードするポジティブ・エネルギー地域になるという目標を達成することが可能になります。ARECは、オクシタニー地域圏のエネルギー移行の推進者として、2016年からこの地域の「グリーン水素」セクターの展開に積極的に参加してきました。当機関は環境を尊重した水素エコシステムを配備するために革新的な生産・流通プロジェクトに技術的支援と投資を行っています。そのため、ARECはすでにHyPortプロジェクトやHyd'Occプロジェクトといったオクシタニー地域圏の重要プロジェクトに関与しています。

www.arec-occitanie.fr


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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Tel: +1 (713) 375-3494

communication@slb.com


Tuline Laeser – CEA

Tel : +33 1 64 50 20 97

presse@cea.fr


Investors
Ndubuisi Maduemezia – Vice President of Investor Relations, Schlumberger Limited

Joy V. Domingo – Director of Investor Relations, Schlumberger Limited

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