CXL 2.0は次世代データセンターの性能要求を満たす新機能を追加、CXL 1.1および1.0との後方互換性は維持

米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- コンピュート・エクスプレス・リンク(CXL)技術の発展に注力する業界標準団体のCXL™コンソーシアムは本日、CXL 2.0仕様のリリースを発表しました。CXLは、ホストプロセッサーとアクセラレーター、メモリーバッファー、スマートI/Oデバイスのようなデバイスとの間で広帯域低遅延接続を使用してコヒーレンシーとメモリーセマンティクスを提供するオープンな業界標準相互接続を意味します。CXL 2.0仕様は、ファンアウトで接続できるデバイスを増やすためにスイッチングを新たにサポートし、メモリープーリングによってメモリー利用効率を高め、オンデマンドのメモリー容量提供を可能にし、パーシステント・メモリーをサポートしました。そして、CXL 1.1および1.0との完全な後方互換性を確保することで業界のこれまでの投資は守られます。


CXLコンソーシアム理事長のBarry McAuliffeは、次のように述べています。「データセンターのアーキテクチャーは、人工知能や機械学習のための新たなワークロードで高まる需要をサポートするために急速な進化を続けています。CXL技術もそれに遅れることなく、性能と遅延に対する要求に対応しています。画期的な性能と容易な導入を指針原則として設計されたCXL 2.0仕様は、私たちの献身的な技術作業部会による大きな成果です。」

CXL 2.0仕様の主要注目点:

  • スイッチングのサポートでデバイスのファンアウト、メモリーのスケーリング、拡張、リソース移行が可能に。
  • メモリー利用効率の最大化をサポートするメモリープーリングの導入で、メモリーのオーバープロビジョニングの必要性を限定または排除。
  • インベントリーおよびリソースアロケーションのための標準化ファブリックマネジャー仕様の導入で、CXLベースのスイッチおよびファブリックソリューションの採用と管理が容易に。
  • パーシステント・メモリー・インターフェースの標準管理を提供し、DDRとの同時オペレーションを可能にしてDDRを他用途に解放可能に。
  • CXLデバイスのシステムとの接続・切断を行うためのマネージドホットプラグをサポート。
  • リンクレベルの完全性およびデータ暗号化(CXL IDE)を追加し、CXLリンクを通過するデータの秘密性、完全性、リプレイ保護を提供。
  • 業界の多様な相互接続フォームファクターをサポートし、管理インターフェースの標準化により実装が容易に。
  • 準拠・相互運用性仕様とインシステム・テストの導入により、安定した相互運用可能なマルチベンダー・エコシステムが可能に。

インサイト64のリサーチフェローのNathan Brookwoodは、次のような見解を述べました。「CXLコンソーシアムは目を見張るスピードで仕事を進め、第1世代のCXL 1.0と1.1仕様を組み込んだ製品がまだ市場に出てすらいないこの時点で、第2世代CXL 2.0仕様を送り出しました。新しい2.0の機能には、スイッチング、メモリープーリング、パーシステント・メモリーのサポートが含まれます。完全なディスアグリゲーテッド・システムへの道が拓かれ、アクセラレーター、DRAM、パーシステント・メモリーのストレージのプールを16個のホストサーバーのいずれにもダイナミックに接続してアプリケーションのニーズに対応することが可能になります。このような機能により、システム設計者は、わずか数年前には夢でしかなかった全く新しいタイプのシステムを創造することが可能になります。」

CXL 2.0仕様は、https://www.computeexpresslink.org/download-the-specificationで一般にダウンロード提供しています。

追加のリソース:

CXL™コンソーシアムについて

CXLコンソーシアムは、コンピュート・エクスプレス・リンク(CXL)技術の発展に注力する業界標準団体です。CXLは、ホストプロセッサーとアクセラレーター、メモリーバッファー、スマートI/Oデバイスのようなデバイスとの間で広帯域低遅延接続を使用してコヒーレンシーとメモリーセマンティクスを提供する高速相互接続を意味します。参加に関する詳細情報については、www.computeexpresslink.orgをご覧ください。

Compute Express LinkとCXLは、CXLコンソーシアムの商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者の財産です。

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Elza Wong
Nereus for CXL Consortium
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記事名:「CXL™コンソーシアムがコンピュート・エクスプレス・リンク2.0仕様をリリース