ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
ムーディーズ・コーポレーション（NYSE：MCO）の信用格付け部門であるムーディーズ・インベスターズ・サービス（MIS）は本日、MISコマーシャル・グループの現グローバルヘッドのロバート・フォーバーが2016年6月1日付けでMISの社長に任命されたと発表しました。フォーバーは、社長兼最高執行責任者（COO）を退任してMISの副会長に就任するミシェル・マデランの後任となります。
フォーバー（45歳）は社長として、MISの戦略的な方向性を定め、業務を統括します。これには、あらゆる格付け判断ならびにMISの世界中の拠点における調査、業務、営業活動の監督が含まれます。
ムーディーズ・コーポレーションのレイモンド・W・マクダニエルJr.社長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「フォーバーは、リーダーとしての確実な手腕、優れた財務的洞察力、戦略的な思考に加えて、ムーディーズによる格付けの目的と質の高さ、さらにムーディーズがサービスを提供する市場参加者に対する深い理解をすべて兼ね備えています。リスクに敏感な金融市場にサービスを提供する世界で最も尊敬を集めるオーソリティになるというムーディーズの使命を実践していくうえで、MISのリーダーとしてフォーバーは適任です。」
マデラン（60歳）は、1994年のMIS入社以来、米国および欧州において主要な幹部職を務めてきました。MIS副会長というあらたな職責において、マデランは、国際戦略と規制問題に重点的に取り組みます。マデランは、MIS取締役ならびに欧州連合におけるMIS取締役の職にとどまります。
マクダニエルは、さらに次のように加えています。「ムーディーズ入社以来のマデランのリーダーシップ、戦略的な洞察、ハードワークに感謝するとともに、その経験と専門知識を生かして副会長として引き続きMISに貢献してくれることをうれしく思います。」
マデランは、次のように述べています。「過去8年間、MISの経営に携わることができたことを光栄に思うと同時に、今後は副会長という新たな職務において引き続きMISの経営チームと協力していくことを楽しみにしています。」
フォーバーは、ムーディーズ・コーポレーションの経営企画責任者として2005年にムーディーズに入社し、ムーディーズ・コーポレーションの企業戦略およびM&Aプログラムを管理していました。2013年から現職に就いています。
ムーディーズ入社以前には、フォーバーは6年間にわたってシティグループの投資銀行およびコーポレート・ストラテジー部門に勤務し、ニューヨーク、ロンドン、香港などで活躍していました。フォーバーは、ネーションズバンク（現バンク・オブ・アメリカ）のコマーシャルバンキング・グループのクレジット・アナリストとしてキャリアをスタートさせました。コーネル大学のジョンソン経営大学院で経営学修士号（MBA）、バージニア大学で経済学士号を取得しています。
ムーディーズ・コーポレーションについて
ムーディーズは世界の資本市場に不可欠な要素として透明で統合的な金融市場に寄与する信用格付け、リサーチ、ツールおよび分析を提供しています。ムーディーズ・コーポレーション（NYSE:
MCO）は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス（信用格付けおよび債券と証券を対象としたリサーチを提供）とムーディーズ・アナリティックス（信用・経済分析と金融リスク管理の最先端ソフトウエア、顧問サービス、リサーチを提供）の親会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2015年度の売上高は35億ドルで、世界各地に約1万400人の従業員を擁し、36カ国で事業を展開しています。詳細については www.moodys.comをご覧ください。
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