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≪NPO法人との連携≫減災教育普及協会との防災ワークショップを麹町学園女子が開催 ~被害を知り災害対策を実践的なものに変える活動~



防災ワークショップの様子


講演会でのワンシーン


生徒同士の話し合い

麹町学園女子中学校高等学校(東京都千代田区/校長 堀口 千秋、以下 本学園)は、NPO法人減災教育普及協会(神奈川県横浜市/理事長 江夏 猛史、以下 減災教育普及協会)と連携し、9月21日(水)に防災ワークショップを、みらい科の授業の中で開催しました。首都直下型地震や南海トラフ地震などで学校で被災したことを想像して、より安全・安心な状態で自分の身を守れるようにするための意識づけをおこなうことを目的に、2時間授業としておこないました。

【防災ワークショップ: https://www.kojimachi.ed.jp/oneshot/13366/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/327786/LL_img_327786_1.jpg
防災ワークショップの様子

■みらい科の授業
現在、世界では加速度的に技術革新が進んでいます。その時代の中心を生きていく現代の中高生には、めまぐるしく変わっていく時代の変遷に柔軟に対応していける能力や資質(コンピテンシー)が求められます。また、これから大きな変貌を遂げる社会に歩み出さざるをえない生徒たちには、それに立ち向かう恐怖を跳ね返すだけの強さ(レジリエンス)が必要になります。
これらを育む取り組みとして、本学園では週1時間「みらい科」という授業を展開しています。
今回は「防災」というキーワードに着目した授業となりました。


■1時間目
減災教育普及協会理事長の江夏猛史様よりオンラインでご講演をいただきました。
起こりうる想定外の災害において、生き残るために必要なことを教わりました。
例えば避難訓練でよくおこなわれる「机の下に隠れて頭を隠す」行為ですが、窓ガラスが割れたり天井が落ちてきたら意味がありません。
つまり「被害を知る」ことが必要で、防災(災害を防ぐこと)ではなく「減災」の意識を持つことや、地震ではなく自分自身の被害と戦う意識を持つことを教わりました。


■2時間目
被災して校内に留まることになった際、より安全・安心に校内での生活を過ごすためのマイポーチを準備するワークショップをおこないました。
高校2年生をリーダーとして、4~5人1グループの縦割り班をつくり、ポーチの中身を考えていきました。
本学園には3日間過ごせる食料と水などを備蓄しています。事前に江夏様から「学校にあるものはポーチに入れても意味がない」と言われたため、どの班も何を入れればいいのか懸命に考えていました。


■今後の展望
本学園では、2007年に「大震災マニュアル」を作成しています。生徒の在校時に大震災が起こり、生徒が帰宅困難に陥るなど、不測の事態に迅速な対応ができるよう、具体的な対処法を記載しています。
しかし、あくまでも防災の意識で作成されたもので、今まで教員も「減災」という意識を持っていませんでした。
今後は、年3回の学校行事としておこなっている避難訓練などで、減災教育普及協会と連携して「減災」を意識した訓練をおこなっていきます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/327786/LL_img_327786_2.jpg
講演会でのワンシーン
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/327786/LL_img_327786_3.jpg
生徒同士の話し合い

■学園概要
名称 : 麹町学園女子中学校高等学校
※「麹」の字は正式には表外漢字です。
代表者: 理事長 相川 忠洋
所在地: 東京都千代田区麹町3-8
設立 : 1905年9月
URL : https://www.kojimachi.ed.jp/
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