AIとDNA分析によるペプチド発見プラットフォームを持つNuritas社(イメージ)

アイルランド、ダブリン、2021年4月8日 - 住友化学株式会社とNuritas(ニュリタス)社は、増え続ける世界人口を養うのに必要な食糧生産システムの持続的支援に向け、複数年にわたる契約に調印したことを発表しました。
この非常に重要な提携関係により、Nuritas社は、植物源から効果の高いペプチドを人工知能とDNA分析を用いて予測・解明・検証する同社の受賞歴のある新技術プラットフォームを展開します。住友化学株式会社は同社の豊富な科学的ノウハウと応用専門知識を用いて、Nuritas社の創薬の有効性を実地試験で検証し、製造してグローバル展開します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/254362/LL_img_254362_1.png
AIとDNA分析によるペプチド発見プラットフォームを持つNuritas社(イメージ)

「住友化学株式会社と協業でできることを誇りに思います。Nuritas社のミッションは、何十億もの命に貢献することです。これを達成するには大きな問題点に注目する必要がありますが、増え続ける世界人口を養うために十分な食糧の持続可能な生産ほど大きな課題はありません」と、Nuritas社創設者兼最高経営責任者ノーラ・カルディは語りました。

住友化学株式会社技術・研究企画部担当執行役員 栗本 勲氏は、「住友化学は全社事業計画で医療、環境負荷低減、食糧、情報通信技術の4つを重点領域に設定しました。Nuritas社との提携は当社の戦略重視の計画に沿うもので、当社の商品化の経験と専門知識と合わせて持続可能な食料生産ソリューションを構築し、提供していけます」と述べました。

「世界人口は2050年にはほぼ100億に達すると予想されています」と、Nuritas社戦略提携部門長ニール・フォスターは語ります。「地球環境を破壊せずに世界人口を養うことは業界が直面している根本的な課題であり、住友化学株式会社と提携して本ソリューションに寄与できることを嬉しく思います」

Nuritas社は受賞歴を持つ急成長中のバイオテクノロジー・研究開発企業であり、ペプチド発見プラットフォーム機能の提供により世界から注目を集めています。


アイルランド政府商務庁アジア太平洋地域ディレクターのメアリー・キナーンは次のように述べました。「この非常にポジティブなニュースは、野心的なNuritas社のコミットメントとイノベーションを証明するものです。アイルランド政府商務庁は、日本の大手企業、住友化学株式会社とのパートナーシップ締結を含め、Nuritas社の日本・アジア市場開拓の取り組みを支援できたことを誇りに思います。Nuritas社のこの大きな進展は、洗練された技術や野心的な企業にオープンな日本において、アイルランド企業の評価をさらに高めてくれると思います。」


■住友化学株式会社について
東京に本社を置く住友化学は、日本の主要化学薬品企業の一社で、石油化学、エネルギー・機能材料、情報電子科学、健康・農業関連、医薬品の事業領域で多様な製品をグローバル展開しています。同社の2019年度連結売上収益は2.2兆円で、2020年3月31日現在の従業員数は約3万4,000人でした。詳細については、 https://www.sumitomo-chem.co.jp/ をご覧ください。


■Nuritas(ニュリタス)社について
Nuritas社は自然界の分子多様性の全てを活用して現代の最大の課題を解決しています。Nuritas社プラットフォームは、人間と動物の健康を改善するペプチド創薬を目的としています。2014年に数学者でコンピュータ科学者のノーラ・カルディ博士が創設したNuritas社は、同社のパワフルな人工知能の力を活用して自然界の分子の広範なライブラリを迅速かつ正確に検索し、幅広い健康状態の管理と治療において国際水準を上回る化合物を特定しています。Nuritas社初の医薬品である先進的なPeptAIde(TM)は、概念の商品化まで3年とかかりませんでした。
ペプチドの持つ高い標的特異性を活かして、Nuritas社のデータサイエンティストと熟練の分子生物学者らはコンピュータによる予測機能と社内実験研究、in-vivoおよび臨床評価を組み合わせてクラス最初の治療薬の進歩を商品化し、人生を変える原薬や医薬品を創薬しています。

詳細については、 https://www.nuritas.com/ をご覧ください。

情報提供元:@Press
記事名:「住友化学とNuritas(ニュリタス)が人工知能による生物活性ペプチド創薬に向け提携を発表