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「セカンドライフファッション」サービス開始 衣服の修理が臓器移植への理解を深めるきっかけに



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スキーム


修理イメージ例


そごう大宮店店頭イメージ

そごう大宮店の開業30周年と、10月16日(月)に臓器移植法施行から20周年を記念して、株式会社そごう・西武(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:林 拓二)と、グリーンリボンキャンペーン事務局は、昨年、国内外で大きな反響を呼んだ「Second Life Toys(セカンドライフトイズ) ~おもちゃの移植手術~」の第二弾とする、「Second Life Fashion(セカンドライフファッション) ~洋服の移植手術~」に取り組みます。このキャンペーンは、移植医療の社会的な役割について、ファッションをきっかけとしてより多くの人にご理解を深めていただくことを目的とした新しいファッションサービスです。

本サービスでは、臓器移植について考える機会を持つきっかけとして、大切にしていたけれども破れやほつれで着られなくなってしまった衣服を移植手術によって修復し、再び命を吹き込みます。(本サービスは無償で提供いたします)

サービス開始に合わせ、特設サイト( https://second-life.fashion )にてコンセプトムービーを、10月16日(月)から公開。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/140610/LL_img_140610_1.jpg

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本サービスでは、“破れやほつれなどで、着られなくなってしまったお気に入りの衣服(レシピエント)”を修理したい参加者と、“大切にしていたけども着なくなってしまった衣服(ドナー)”を寄贈したい参加者の、それぞれの衣服を組み合わせる移植手術を施し、衣服に再び命を吹き込みます。

本サービスは無償で先着50着(特設サイト受付枠20着、11月23日イベント当日受付枠30着)の方に提供することを予定。



破れやほつれなどで着られなくなってしまった衣服と、寄贈いただいた衣服を大胆に組み合わせることで、世界に一点しかない魅力的な衣服として再び命を吹き込みます。また、衣服のタグを本サービスへの賛同を表明する本サービス専用のタグに付け替え、移植手術を通じて活力を取り戻した衣服「セカンドライフファッション」を身に纏うことで、ライフスタイルを超えた個人の主義・心情を表出できる新しいファッションの楽しみ方、あり方を感じていただければと思います。

1997年10月16日に臓器移植法が施行されてから20年経過しますが、現在でも13,534人(2017年5月31日現在 ※1)の移植希望登録者に対し、実際に移植手術を受けられる方は年間で338人(2016年実績 ※1)と、わずか2%の方々しか実際に移植手術を受けることができていないという厳しい現実があります。この実績はアメリカと比較しても、日本の移植数はアメリカの約1%に留まっており、非常に低い状況です(※1)。「セカンドライフファッション ~洋服の移植手術~」をきっかけに、一人でも多くの方が臓器移植・移植医療について考えるきっかけを持ち、理解を深め、そして実際に、一人でも助かる命が増えることを願い、本サービスを企画しました。



(※1)公益社団法人日本臓器移植ネットワーク ホームページ参照



なお、そごう大宮店では、10月31日(火)から12月25日(月)にかけて、修復した衣服を店内にディスプレイ展示することで、本サービスや移植医療に対する認知・関心を高めます。

また、11月23日(木・祝)には、そごう大宮店においてモデルのKIKIさんを迎えて、セカンドライフファッションや臓器移植にまつわるトークショーを実施予定。さらに当日はトークショー会場にポップアップのサービスカウンターを設置し、お客様からの修復依頼・寄贈依頼を直接受け付けさせていただきます。





■キャンペーン概要

タイトル : Second Life Fashion ~洋服の移植手術~

実施期間 : 2017年10月16日(月)~2017年12月25日(月)

※衣服の修理依頼・寄贈依頼は10月31日(火)より

順次開始致します。詳しくは特設サイトまで。

内容 : 破れやほつれなどのある衣服を洋服の移植手術で修復する

参加方法 : 特設サイト、そごう大宮店内にて、衣類を寄贈するか、

修理を依頼するかを選択し、参加

特設サイトURL: https://second-life.fashion





■日本の臓器移植事情

日本の人口100万人あたりの臓器提供者数はわずか0.7人と、アメリカの26.0人(OPTING IN ※2)、スペインの35.1人(OPTING OUT ※3)という数字と比較すると、大きく下回っています(※4)。また、2013年の内閣府による世論調査によれば、臓器提供の意思表示をしている人も12.6%に留まるとされています。「セカンドライフファッション」キャンペーンは、臓器移植が協力しあうもの、命を吹き込むもの、命をつなぐものという理解を深め、臓器移植について考える機会の提供を目的に企画されました。



(※2) OPTING IN:本人が生前、臓器提供の意思を表示していた場合または家族が臓器提供に同意した場合、臓器提供が行われる。(日本の場合、基本的には本人の生前の意思を尊重するOPTING INに変わりはないが、生前の意思が不明な場合、家族の承諾があれば、臓器提供が可能である。)

(※3) OPTING OUT:本人が生前、臓器提供に反対の意思を残さない限り、臓器提供をするものとみなす。臨床の現場では家族の反対があれば実際には臓器提供をしないことが多い。

(※4) IRODaT & DTI Foundation(2013)より





■店内展示ディスプレイ詳細

日時 :2017年10月31日(火)~12月25日(月)

場所 :埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店内

内容 :セカンドライフファッションのコンセプト・参考品の展示、衣服の寄贈受付BOX設置





■トークショー詳細

日時 :2017年11月23日(木・祝)14:00~14:30予定

場所 :埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店 4F

定員 :30名

※開店と同時に4Fポップアップサービスカウンターで

整理券を配布いたします

登壇者 :KIKI/モデル

テーマ :ファッションをきっかけに臓器移植について考える(予定)

問い合わせ先:048-646-2111(そごう大宮店 代表)





【登壇者プロフィール】

KIKI

モデル・女優

東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。雑誌をはじめ広告、テレビ出演、映画などで活躍。エッセイなどの執筆も手掛け、旅や登山をテーマにしたフォトエッセイ『美しい山を旅して』(平凡社)など多数の著書がある。ドイツのカメラブランド、ライカの会報誌であるライカスタイルマガジンにて撮りおろしの写真とエッセイを担当、近年では自身の写真展『PRISMA』シリーズを発表、また芸術祭に作家・審査員として参加するなど多方面で活動している。日本テレビ「ゆっくり私時間 ~my weekend house~」にレギュラー出演中。





■クリエーティブ・ディレクター

本サービスは、「Second Life Toys ~おもちゃの移植手術~」のファウンダーであり、米国 Foreign Policy誌が選ぶ世界の頭脳100(100 Leading Global Thinkers of 2016)に、選出された2名のクリエーティブ・ディレクターを中心に企画・運営いたします。



・鈴木 瑛(すずき あきら)

Second Life Toysファウンダー。2007年電通入社。骨太なインサイトに基づく戦略からCRアウトプットまで一気通貫したディレクションを信条とする。米国 Foreign Policy誌により、世界の頭脳100(100 Leading Global Thinkers of 2016)に選出。



・木田 東吾(きだ とうご)

Second Life Toysファウンダー。2007年電通入社。テクノロジーとクリエーティブを掛け合わせ、新たな表現の可能性を模索する。米国 Foreign Policy誌により、“100 Leading Global Thinkers of 2016”に選出。





■キャンペーンコンセプトWEB動画

セカンドライフファッションコンセプトムービー

URL : https://second-life.fashion

動画内容: 「本キャンペーンを実施するに至った背景課題」

「キャンペーンの仕組み」や「キャンペーンの狙い」を

約2分間の動画としてコンパクトにまとめております。

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