米西部ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した水原一平容疑者(39)は黒革靴に上下の黒スーツ姿。ノーネクタイで白いワイシャツのボタンは一番上までとめられていた。
足かせを付けられた水原容疑者の顔は少しやつれて見えた。代理人のマイケル・フリードマン弁護士の隣に座り、判事が保釈を認めると足かせが外された。
自身の名前や保釈条件などについて判事から確認を求められると、「イエス」と短く明瞭に答えた。
この日の審理は約15分。閉廷すると、水原容疑者は報道陣が詰めかけた傍聴席には目を向けず、法廷を後にした。次回の審理は5月9日。今後、罪状認否などの手続きが始まる見通し。【ロサンゼルス中村聡也】