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親と違う模様、体長1センチ…新江ノ島水族館で「あかちゃん展」


 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)で、海の生き物の赤ちゃんに焦点を当てた「“えのすい”のあかちゃん展」が開かれている。親子で体の模様がまったく違ったり、親のミニチュアのようだったり、丸くてほとんど動かなかったり――。館内各所で海の生き物の赤ちゃんのユニークな生態が観察できる。全館で赤ちゃんを紹介する企画は初めてという。

 展示されているのは、えのすいで誕生したコンペイトウの赤ちゃんなど約20種類。小さくて見落としがちなので、水槽ごとに案内のシールが貼ってある。

 コンペイトウは冷たい海で暮らすダンゴウオの仲間で、丸い体に突起がたくさんあり、お菓子のコンペイトウに似ている。赤ちゃんは体長1センチほどで、吸盤状の腹びれで岩や海藻にくっついている。

 タテジマキンチャクダイは、親と子どもで体の色や模様がまったく違う。親は鮮やかなしま模様だが、子どもは渦巻き模様になっている。一方、相模湾でも見つかるハコフグの子どもは、体のドット模様を含め、親をミニチュアにしたような姿。どこかとぼけた感じまでそっくりだ。ほかにも、江の島近海で群れを作るミナミハタンポやネコザメの赤ちゃんなどが紹介されている。

 えのすいでは、1月下旬にカフェのシートを親子が一緒に座れるベンチ型に改装するなど、子育て世代へのサービスを拡充した。広報担当は「赤ちゃんにスポットを当てた企画は今までなかったので、ぜひ、親子で楽しんでほしい」と話している。4月7日まで。【因幡健悦】

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