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二松学舎大学長が辞任 論文調査を巡り「公平性を確保」


 二松学舎大(東京都千代田区)の中山政義氏(66)が学長を辞任したことが判明した。中山氏は執筆した書籍や論文に不適切な引用があるなどと指摘され、大学が調査している。大学によると、「調査結果の公平性を確保する観点から辞任することが望ましい」として自ら辞任を申し出たという。

 辞任は9月26日付。当面は副学長が代理で学長業務を行う。新しい学長について、大学の担当者は「なるべく早めに選出の手続きをする」と話している。

 中山氏は国際政治経済学部長や副学長を経て2023年4月に学長に就任。大学や関係者によると、22年秋の学長選の頃から、著書の引用方法や経歴を疑問視する声が大学に寄せられた。

 中山氏が代表執筆者を務め、2017年に刊行された法学の入門書や、1988~92年に発表した論文2件で他の専門書と記述が酷似し、引用部分を適切に明示していない、などの指摘を受けている。また、01年に執筆したとして研究報告に記した共著書も、存在が疑問視されているという。

 大学は外部有識者7人を交えた調査委員会を設置し、9月に第1回委員会を開いた。【平塚雄太】

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