電動トゥクトゥク、横須賀で運行開始 点在観光地のアクセス改善へ

　観光地の新たな移動手段として、学生ベンチャーのeMoBi（エモビ）（本社・東京都中央区）は11日から神奈川県横須賀市内で、3人乗りの電動トゥクトゥク（3輪自動車）のレンタルサービスを始めた。

　3月に開始した鎌倉市に続き県内2カ所目で、市の求めに同社が応じた。東京湾の無人島猿島行きフェリーの三笠ターミナル発着所に2台設置。横須賀美術館や観音埼灯台など点在する観光地へのアクセス改善につなげるという。

　運転には普通免許が必要。18日までのテスト運用期間は2時間2000円。5台にして本格運用となる10月14日からは2時間で平日3500円（土日祝日5000円）。同社の担当者は「低重心で安全。しかもドアがなく開放的。移動自体がエンターテインメントになる」とPRする。【橋本利昭】