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旭川いじめ再調査、最終報告遅れの可能性 尾木氏「新たな発見」


 北海道旭川市で2021年3月、いじめを受けていた中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)が凍死した状態で見つかった問題で、再調査委員会の尾木直樹委員長が1日夜、オンラインで記者会見し、「市教委の第三者委員会の膨大な資料の分析や再調査によって、疑問点や新たな発見が出てきた。万人が納得できる報告にまとめるため、(今年度末までとした)当初想定から最終報告は遅れる可能性が高い」と述べた。

 尾木委員長は昨年12月以降、9回の会合を開き、遺族訪問や関係生徒、教師への聞き取りなどをした調査の経過を説明。「おおむね聞き取り調査を終え、遺族と市長に報告した。今後はいじめと自死の因果関係などを検証していく」と語った。

 この問題を巡っては、市教委の第三者委員会が22年9月に最終報告書を提出し、6項目のいじめを認定。いじめの事実の再調査▽いじめと自殺との因果関係▽市教委や学校の対応の再検証と再発防止策――などについて市が再調査委員会に諮問している。【土屋信明】

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