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伊藤六段が初タイトル戦王手 藤井竜王との同学年対決にあと1勝


 第36期竜王戦(読売新聞社主催)挑戦者決定三番勝負の第1局が7月31日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、伊藤匠六段(20)が永瀬拓矢王座(30)に勝ち、初のタイトル挑戦に王手をかけた。三番勝負の残る2局で1勝すれば、10~12月に行われる七番勝負で同じ年に生まれた藤井聡太竜王(21)との初の「同学年対決」が実現する。

 伊藤六段は現役棋士で2番目に若い棋士で、藤井竜王から4年遅れて2020年10月にプロ入りした。21年の新人王戦で棋戦初優勝を果たし、21年度は勝率8割1分8厘で藤井竜王を抑えて全棋士中トップとなった。藤井竜王とはこれまで2回対戦し、いずれも敗れている。

 伊藤六段は今年度16勝2敗(未放映のテレビ棋戦除く)と絶好調。竜王戦では5組ランキング戦で優勝し、続く決勝トーナメントで広瀬章人八段(36)や稲葉陽八段(34)ら実力者を相手に5連勝して挑決三番勝負に進出した。

 終局後、伊藤六段は「(8月14日の)第2局まで少し間が空くのでしっかり準備して臨みたい」、永瀬王座は「いいところがなかったので準備をして頑張りたいと思います」と話した。【丸山進】

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