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藤井聡太棋聖が4連覇 棋聖戦第4局 20歳最後のタイトル防衛


 将棋の第94期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)第4局が18日、新潟市で指され、藤井聡太棋聖(20)が挑戦者の佐々木大地七段(28)に84手で勝ち、対戦成績3勝1敗で防衛して4連覇を果たした。藤井棋聖は永世棋聖(通算5期)の資格獲得にあと1期とし、初の永世資格を射程に入れた。19日に誕生日を迎える藤井棋聖は20歳最後の対局をタイトル防衛で締めた。

 先手番の佐々木七段が得意の相掛かり戦に進め、互いに端攻めを目指す展開に。終盤は、ともに相手玉に肉薄する手に汗握る大熱戦となり、藤井棋聖が一足早く敵陣を攻略した。

 藤井棋聖は6月に名人を奪取して7冠となり、八つあるタイトルで残すは「王座」のみ。年内に8冠を達成するには、棋聖と王位を防衛したうえで王座戦の挑戦者となって永瀬拓矢王座(30)から奪取する必要があり、まずは最初の棋聖防衛をクリアした。佐々木七段の挑戦を受ける王位戦七番勝負は第2局まで連勝し、王座戦は挑戦権獲得まであと1勝と迫っている。

 終局後、藤井棋聖は「防衛できてうれしい。防衛戦は年々厳しくなっているので、より実力を高めて来期を迎えたい。王位戦七番勝負や王座戦挑戦者決定戦があるのでコンディションを整えていい将棋を指したい」、佐々木七段は「海外対局を含めて初めての経験が多く勉強になった。大舞台で自分の将棋をある程度指せた。(王位戦でも)タイトル戦の機会を生かせるように、精いっぱい頑張るしかない」と語った。【丸山進】

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