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名前を書き間違え、見破られる 事故後に被害者側の嘆願書偽造の疑い


 漢字を書けずにあえなく検挙――。交通違反による処分を軽減する目的で事故の被害者の嘆願書を偽造したとして、神奈川県警加賀町署は9日、厚木市の男性会社員(44)を有印私文書偽造・同行使の疑いで書類送検した。男性は事故で重傷を負わせた被害者の嘆願書を偽造して警察に提出した際、被害者名の漢字を書き間違え、その場で偽造を見破られた。

 加賀町署によると、男性は2022年11月、県内で車を運転中に原付きバイクに追突し、バイクの運転者は胸椎(きょうつい)骨折の全治3カ月の重傷を負った。男性はこの事故で違反行為の点数が、免許取り消し処分の基準に達した。

 23年2月に弁明の機会が与えられる県公安委員会の聴聞会があり、男性は自宅で手書きした被害者の嘆願書を提出。しかし審査官として出席していた警察官が、嘆願書の署名に実在しない漢字が書かれているのに気づいて追及したところ、男性は偽造を認めた。男性は「免許取り消しになると仕事ができなくなると思った」などと説明しているという。【柿崎誠】

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