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GWに車でお出かけ 子どもの車内置き去りは危険 熱中症発症も


 ゴールデンウイーク(GW)が始まって、コロナ禍の前のように全国各地の観光地などで人出が増えている。家族で車で出掛ける人も多いだろうが、そんなときにご用心。「ちょっとの間だから……」と、車に子どもを置いて用事を済ませた経験はないだろうか。春から初夏は過ごしやすい季節だが、暑さに体が慣れていないため、実は熱中症にかかりやすい季節だ。日本自動車連盟(JAF)は「子どもを残して車から離れることは絶対しないで」と注意喚起している。【大沢瑞季】

JAF「絶対しないで」と呼び掛け

 JAFは、2022年12月~23年1月に「子どもの車内事故に関するアンケート調査」を実施し、その結果を4月28日に発表。12歳以下の子どもがいる246人に「少しの時間であっても、子どもを車内に残したまま車を離れたことがありますか?」と聞いたところ、54・9%が「ある」と回答した。

 その理由として、「用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えて、すぐに(5分以内)車に戻ることができるため」54・8%▽「子どもが寝てしまい、起こさないため」19・3%▽「子どもの希望(降りるのを嫌がるなど)」12・6%――が上位だった。

車内の熱中症、春~初夏にも

 車の中での熱中症は、夏に起きると思われがちだが、実際は春~初夏でも発生する場合がある。その時期の体は、まだ暑さに慣れていないため、汗の量が少なく、体から熱を逃がしにくいため、熱中症になる危険性が高い。

GW前半 各地で25度以上の「夏日」

 気象情報サイト「ウェザーニュース」によると、GW初日の4月29日は、関東より北の各地で気温が上がり、青森県三戸市や富山市で25度以上の夏日となった。30日は、29日ほど気温が上がらない所が多い予想だが、5月1~3日にかけては、東日本や西日本で気温が25度前後まで上がる所も多くなる見込み。

密閉された車内は思わぬ高温に

 JAFの実験では、外気温が23・3~24・4度でも、スポーツタイプ多目的車(SUV)の車内温度は最高46・5度になった。JAFは、密閉された車内は思いがけず高温になることがあるとして「少しだからと油断せず、お子さんを残して車から離れることは絶対にやめましょう」と呼び掛けている。

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