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ロシア戦闘機が西部に爆弾投下 3人負傷 飛行中にトラブルか


 ロシア国防省は21日、ロシアのスホイ34戦闘爆撃機が20日、ウクライナとの国境に近い露西部ベルゴロドに爆弾を落としたと発表した。タス通信によると、爆発で3人が負傷、複数の建物が損壊したという。同省は、戦闘機が飛行中に爆弾を「急いで取り外す」必要があったとしているが、詳しい理由や爆弾の種類は明らかにしていない。

 ベルゴロド州のグラトコフ知事は21日、通信アプリ「テレグラム」に「(爆発は)目抜き通りの交差点で起き、約20メートルの穴が開いた」と投稿した。ロイター通信によると、現場付近では爆風で車が店舗の屋根まで飛ばされるなど、複数の車や建物に被害が出たという。同地はウクライナ第2の都市ハリコフの北東約60キロに位置する。

 空軍に詳しい豪グリフィス大のピーター・レイトン客員研究員は米CNNの取材に対し、戦闘機のエンジンなどに何らかの異常があった可能性を指摘。ただ、通常、飛行中に爆弾を取り外す場合は市街地を避け、爆弾を起爆させない措置を取ると指摘し、今回の事件は「奇妙だ」と話す。

 スホイ34を巡っては、昨年10月にも露南部クラスノダール地方で訓練中だった1機が集合住宅に墜落し、十数人が死亡する事故が起きている。ベルゴロド州はロシア軍の燃料や弾薬の保管庫があるとされ、これまでウクライナ軍の砲撃をたびたび受けている。【エルサレム三木幸治】

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