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ヘンリー英王子の回顧録発売=書店に行列、「衝撃告白」に物議


 【ロンドン時事】チャールズ英国王の次男で、王室を離脱したヘンリー王子の回顧録「スペア」が10日、英国など世界各国で発売された。事前に一部内容が報じられ、大きな話題になったことで注目が集まり、ロンドン市内の書店には行列ができた。回顧録は王室や家族に批判的な「衝撃告白」が数多く盛り込まれており、物議を醸している。  書名は王位継承者の「予備(スペア)」と見なされてきた自身の立場を表現。約410ページで16カ国語に翻訳された。妻メーガン妃と共に王室を離脱した王子が自身の半生と王室生活を振り返る内容で、母の故ダイアナ元妃を亡くした悲しみのほか、メーガン妃を巡る兄ウィリアム皇太子との確執に率直に言及した。父の国王についても、誕生当初から「予備」と見なされたなど不満をあらわにしている。  ロンドン市内の各書店は、10日午前0時(日本時間同日午前9時)の発売開始に合わせて特別営業を実施。夜間にもかかわらず書店前には長い行列ができ、人々は次々と真新しい本を購入していった。BBC放送によると、購入者らは「とても興味深い」「本人の言葉を通じて(本当に何が起きたかを)知りたい」と口々に語った。  一方、世論調査会社ユーガブは9日、発売に合わせてヘンリー王子の好感度に関する調査結果を公表。それによると、王子に「否定的」との回答は64%。「好意的」は26%で、2011年の調査開始以来で最低となった。世間を騒がせ、王室の権威を揺るがす王子に対し、国民が厳しい目を注いでいる実態が浮かび上がった。 【時事通信社】 〔写真説明〕10日、ロンドンの書店でヘンリー英王子の回顧録「スペア」を手に取る人(EPA時事)
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