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メタバースに熱い期待=「見る」「触れる」端末続々―米CES


 【ラスベガス時事】世界最大級の米家電IT見本市「CES」で、インターネット上の仮想空間「メタバース」の関連製品が存在感を放っている。仮想現実(VR)が体感できるゴーグル型端末やウェアラブル端末が並び、今後の市場拡大に対するメーカーの熱い期待を映している。  VRゴーグルを通して見えるアバター(分身)に右手を差し出すと、握り返す動作と同時にグローブが振動して手応えが伝わった。ハグをするとベストの背面が振動し、あたかもアバターの手が自分の背中に触れているような感覚がした。  グローブとベストは、韓国のビーハプティクスが開発。米メタ(旧フェイスブック)のVRアプリと連携し、ゲームが楽しめる。臨場感を出す上でカギとなる「実在する感覚」を再現する技術が追求されている。  新型コロナウイルスの感染拡大で、職場や友人とのやりとりの場がテレビ会議などのオンライン手段に移った。ただ、より現実に近い交流を求めるニーズが高まり、メタバースが脚光を浴びた。  キヤノンUSAは、スマートフォンで自分を映すと、全身の立体映像を相手のゴーグルに表示できるアプリを開発。「ゴーグルで隠れていない(口元などの)表情から人工知能(AI)で合致する目の動きを組み合わせることが可能」(開発担当者)なのが特徴だ。  今春投入する高性能VRゴーグルを披露したパナソニックホールディングス傘下のシフトール(東京)の岩佐琢磨最高経営責任者(CEO)は「はまると抜けられない」と、メタバース市場の成長に強い自信を示した。  米コンサルティング大手アクセンチュアは、メタバースが2025年に1兆ドル(約132兆円)の商機を創出すると試算。VRゴーグルといった関連製品は欠かせないため、企業や消費者の関心が高まっている。 【時事通信社】 〔写真説明〕米家電IT見本市「CES」でインターネット上の仮想空間「メタバース」の関連製品をデモ体験する人=6日、米ネバダ州ラスベガス
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