starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

米下院議長選、11回目も失敗=164年ぶり異常事態


 【ワシントン時事】米下院(定数435)は開会3日目の5日、議長選出のための投票を引き続き行った。多数派を握った共和党内で右派造反グループが強硬姿勢を崩さず、事態はこう着。初日から計11回の投票が行われたが、どの候補も選出に必要な票数を得られないまま、6日正午(日本時間7日午前2時)まで再び休会に入った。  共和党ではマッカーシー院内総務を議長に推す主流派に対し、約20人の右派が議会や党の運営方針を巡って反発。米メディアによると、マッカーシー氏は5日までの交渉で、議長解任動議を発議しやすくしたり、下院の重要な委員会に造反組を配置したりする大幅な譲歩を提案したが、事態打開には至らなかった。  下院議長が1度の投票で決まらなかったのは1923年(9回投票)以来100年ぶり。投票が10回以上行われるのは1859年以来164年ぶりで、この際は44回の投票で決着した。議長選投票の最多記録は1855年の133回で、候補者が乱立し、選出に2カ月を要したという。  5日は夜までに5回の投票が行われ、20人が造反、1人が白票を投じ、結果は前日から変わらなかった。造反組からはトランプ前大統領を議長に指名する議員も出たが、1票にとどまった。 【時事通信社】 〔写真説明〕5日、ワシントンの米下院で、議長選の様子を見守る共和党のマッカーシー院内総務(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.