starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

新系統、抗ウイルス薬有効=オミクロン株BQ.1.1など―東大


 新型コロナウイルスのオミクロン株のうち、今後の感染拡大が懸念される新系統「BQ.1.1」と「XBB」に対し、国内で承認されている抗ウイルス薬3種はいずれも有効とする実験結果を、東京大などのチームが発表した。論文は8日、米医学誌電子版に掲載された。  東大医科学研究所の河岡義裕特任教授らは、患者から分離したBQ.1.1株とXBB株をサルの培養細胞に感染させ、ウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬の有効性を分析した。その結果、点滴薬レムデシビルと飲み薬のモルヌピラビル、パキロビッドの有効性は、現在主流のBA.5などに対する効果と同程度だった。  一方、細胞への感染を抑える抗体薬では、国内で承認されているソトロビマブとロナプリーブ、エバシェルドの効果は、BA.5などに対するものより大幅に低下していた。河岡特任教授は「抗体薬の有効性は低下したが、抗ウイルス薬の有効性に変わりはない」と指摘している。   国立感染症研究所によると、今月5~11日の新規感染者に占める割合は、BA.5が54%、BQ.1系統が36%、XBB系統が3%と推定できる。厚生労働省専門家組織は、現在の流行はオミクロン株の複数系統が併存しながら拡大する可能性があるとしている。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.