「ピーポくん」３５周年で特別展＝警察博物館、来月８日まで―東京

　警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」の誕生３５周年を記念して、東京都中央区の警察博物館で特別展「ピーポくん　Ｈｉｓｔｏｒｙ」が開催されている。期間は１２月８日までで入場は無料。 　１９８７年の誕生時の記者会見の様子のほか、歌や家族がつくられた経緯を紹介する新聞のパネル、全長約２メートルの巨大ピーポくん人形などが展示してある。 　ピーポくんは、都民と警察の架け橋になることを願って「ピープル」と「ポリス」の頭文字を取って名付けられた。警視庁の重成麻利広報課長は「ピーポくんは治安を守る仲間。これからも愛され活躍してほしい」と語った。 　会場を訪れた神奈川県鎌倉市の中学１年真田悠さん（１３）は「いろいろな動物のかわいい部分を集めたマスコットで、家族がいると知ってびっくりした」と驚いた様子。パトカーや白バイが好きだという埼玉県越谷市の小学１年古城悠生くん（７）は「かっこいい」と満足げだった。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」の誕生３５周年を記念した特別展に来場した子供たち＝１９日午前、東京都中央区