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ヘルソン解放、沸くウクライナ=「スイカ名産地」記念切手も


 ウクライナ軍は11日、ロシアに一方的に「併合」された南部ヘルソン市を奪還した。同市は、プーチン政権が2月の侵攻開始後に制圧した全土で唯一の州都で、ウクライナ側は「歴史的な日」(ゼレンスキー大統領)と歓迎。「解放」と「戦果」の両面から祝賀ムードに沸いている。  ヘルソン州は帝政ロシア時代から「スイカの名産地」として知られる。ウクライナ郵便は11日、スイカの絵柄の記念切手の発行を決め、予約を開始した。黒い種を爆弾の形に描いた上で「ヘルソンはウクライナ」と記し、8カ月の占領に耐えた住民をたたえた。  地元メディアが伝えた動画によると、青黄2色の国旗を手にした住民が、ヘルソン市中心部の行政庁舎前に到着したウクライナ軍を取り囲み、同国軍の頭文字「VSU」を連呼した。  同州「副知事」を名乗った親ロシア派政治家ストレモウソフ氏(9日に交通事故死と発表)らは、ロシア軍撤退に向けて住民の退避を迫っていた。しかし、応じたのは一部にとどまった可能性がある。  ゼレンスキー氏は11日のビデオ演説で「ヘルソンの住民は待っていた。ウクライナを決して見限らなかった」と強調した。隣接する南部ミコライウ州のキム知事は、ドニエプル川西岸の占領地からロシア軍が去り、同州がほぼ完全に解放されたと明らかにした。  相次ぐインフラ攻撃で節電を余儀なくされた首都キーウ(キエフ)では11日夜、若者らが中心部「独立広場」に集まり、ロシアに抵抗を示す歌を口ずさんだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕11日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部「独立広場」で、南部ヘルソン市の解放を祝う人々(AFP時事)
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