車２台が衝突、２人死亡＝シカとの接触原因か―北海道・標茶

　２６日午後４時４５分ごろ、北海道標茶町の国道で、「シカと車がぶつかった」と後続車の運転手から１１０番があった。ワゴン車とトラックが正面衝突しており、３人が病院に搬送されたが、ワゴン車の男性２人の死亡が確認された。トラックの運転手は意識不明の重体。道警弟子屈署は、どちらかの車がシカとぶつかり、事故につながったとみて、事故原因を調べている。 　同署によると、死亡したのはワゴン車を運転していた北海道釧路市の会社員佐藤弘幸さん（５１）と、同乗していた同市の会社員藤田寛一さん（７２）。現場は片側１車線で、シカとぶつかった弾みで１台が対向車線にはみ出し、もう１台に衝突したとみられる。近くでシカ１頭が死んでいるのが見つかった。　（了）【時事通信社】