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ウクライナ「少しでも平和に」=ロシア人権団体、ガンヌシキナ氏―共同受賞の意義強調・ノーベル賞


 ノーベル平和賞に決まったロシアの人権団体「メモリアル」の創設者の一人で、著名な人権活動家スベトラーナ・ガンヌシキナ氏(80)が7日、時事通信の電話インタビューに応じた。ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏、ウクライナの人権団体「市民自由センター」との共同受賞について「(獄中の)ビャリャツキ氏の運命に良い影響を及ぼすことを心から願う」と述べ、早期解放を期待。ウクライナ侵攻を念頭に「少しでも状況が平和に向かってくれれば、本当にうれしい」と語った。  ガンヌシキナ氏は、平和賞決定をめぐって「いろいろな思いがある」と吐露。この日は、16年前に独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」の女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさん=当時(48)=が殺害された「私たち全員にとって悲劇的な日」だと指摘した。  また、プーチン政権が侵攻に踏み切った今年、ウクライナの関係者が受賞するのではないかと取り沙汰された中、ロシアのメモリアルも一緒に選ばれたことを「非常に重要だと思う」と歓迎。「国際社会がロシア人を今でも『善』の枠外に追いやっておらず、戦争を容認せずに終わらせようと試みる人類の一部と見なしていることを意味する」と評価した。  メモリアルは旧ソ連末期から市民弾圧を記録するなどの活動をしてきた。プーチン政権によって2016年に「外国のスパイ」に指定され、21年に最高裁から解散を命じられた。ガンヌシキナ氏はウクライナ侵攻に抗議し、今年3月に一時拘束されている。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアの著名な人権活動家スベトラーナ・ガンヌシキナ氏=5月撮影
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