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英王室に「融和」の機運=皇太子と弟、女王死去で雪解けか


 【ロンドン時事】エリザベス英女王の死去に伴い、王室内で「融和」の機運が高まっている。チャールズ新国王(73)の長男ウィリアム新皇太子(40)と次男ヘンリー王子(37)には確執があると伝えられてきたが、女王の死をきっかけに雪解けを迎える可能性が指摘されている。  ウィリアム皇太子とキャサリン妃(40)、ヘンリー王子とメーガン妃(41)は10日、ロンドン近郊のウィンザー城周辺に集まった市民らの前に姿を見せた。両夫妻がそろって公の場に出るのは、2020年3月以来2年半ぶり。4人は女王に手向けられた花などを眺めたり、人々に歩み寄って声を掛けたりした。英メディアによると、皇太子が王子夫妻を城外に誘ったという。  18年に結婚したヘンリー王子夫妻は、王室内でのあつれきなどから2年弱で公務を引退し、「自由な生活」を求めて北米に移住。その後もメディアで王室の内情を暴露するなどしたため、ウィリアム皇太子との関係が悪化したとされる。ただ、チャールズ国王は9日放映された即位後初のテレビ演説で、王子夫妻に「愛を表したい」とのメッセージを送っていた。  英メディアは、今回の兄弟の歩み寄りについて、女王死去に伴う一連の行事の中で「最も予期せぬ場面の一つ」(BBC放送)と驚くと同時に、「これこそ女王が見たかったものだ」(スカイニューズ・テレビ)などと総じて好意的に報じている。一方、双方の事前の話し合いが長引いて現場への到着が予定より45分遅れたとの内幕を明かし、「ぎこちない休戦」(サンデー・タイムズ紙)と冷ややかに伝えたメディアもある。 【時事通信社】 〔写真説明〕10日、ロンドン近郊のウィンザー城で姿を見せた(左から)英国のキャサリン妃、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子、メーガン妃(AFP時事) 〔写真説明〕チャールズ新英国王=11日、ロンドン(AFP時事)
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