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刃物持ち100メートル超物色か=少女の所持金500円、母娘刺傷―警視庁


 東京都渋谷区円山町の路上で母娘2人が刺されて重傷を負った事件で、逮捕された中学3年生の少女(15)が襲撃現場から100メートル以上離れた場所でかばんから刃物3本を取り出し、標的の物色を始めた可能性があることが22日、捜査関係者への取材で分かった。  刃物は服のポケットなどに隠していたとみられ、警視庁少年事件課は慎重に襲撃機会をうかがっていたとみて調べる。  捜査関係者によると、少女は「自宅から包丁1本とナイフ2本をかばんに入れて持ってきた」と供述。いずれの刃物も取り押さえられた際に所持しており、かばんは襲撃現場から百数十メートル離れた場所で見つかった。  背後から突然、娘(19)の背中を包丁で刺したとみられ、叫び声を聞いて振り返った母親(53)が少女を取り押さえた。母親はその際に肩などを刺されたという。  少女が埼玉県戸田市の自宅を出たときの所持金は500円で、大半をJR武蔵浦和駅から新宿駅までの切符代に使い、帰りの電車代は持っていなかった。  中1の3学期に不登校となったが、週に1回程度保健室などに通い、学習塾や英会話教室にも行っていた。家庭内での目立ったトラブルは確認されていないという。  戸田市の戸ケ崎勤教育長は22日午後記者会見し、「大変重く受け止めている。子どもたちの心のケアも必要で、関係機関と連携し指導や支援に努めたい」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕母娘2人が刺された現場付近=20日、東京都渋谷区
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