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ドネツク州で侵攻継続=受刑者や旧式兵器も投入か―ロシア軍


 ロシア軍は5日、完全支配を目指すウクライナ東部ドンバス地方のうちルガンスク州を掌握したことを受け、残るドネツク州で侵攻を続けた。ただ、短期での制圧は難しい情勢で、各地をミサイルで攻撃し、ウクライナ側の戦意喪失を狙っているもようだ。  プーチン大統領は4日、ルガンスク州で戦果を挙げた将官2人に「ロシア連邦英雄」の称号を授与。部隊が「休暇を取って英気を養う」ことを提案した。別の部隊には任務続行を命じた。  ウクライナ軍はルガンスク州で、人的被害を最小限に抑え「戦術的撤退」を行ったと主張している。ロシア軍も一定の損害を被っており、兵員や兵器の補充が課題となっているとみられる。  独立系メディアは4日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの刑務所で、民間軍事会社「ワグネル」が戦闘員を集めていると報じた。受刑者の親族は、戦闘員になれば「恩赦と生還時の20万ルーブル(約49万円)支給」が約束されていると話したという。  ウクライナ国防省が地元メディアに明らかにしたところでは、ロシア軍が極東サハリンなどから旧式兵器の搬入を試みているとの情報もある。  ウクライナ軍の4日の発表によれば、ドンバス地方に近い北東部ハリコフ州でも両軍が衝突。南東部ザポロジエ州では、米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)が既に実戦投入されている。  一方、米CNNテレビが伝えたところによると、6月末にロシア軍が撤退した黒海に浮かぶ要衝ズメイヌイ島に、ウクライナ国旗が運び込まれた。「部隊の上陸を待って掲揚される見通し」というが、今月1日にロシア軍のスホイ30戦闘機が白リン弾で空爆を加えており、今後も標的となる可能性がある。 【時事通信社】 〔写真説明〕4日、ウクライナ東部リシチャンスクで、ロシア国旗を掲げる住民(ロシア国防省公開の動画より)(EPA時事)
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