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東京五輪聖火トーチの高額転売が横行=参加同意書で禁止


 昨年行われた東京五輪の聖火ランナー向けに大会組織委員会が1本7万円で販売していた聖火リレーのトーチが、インターネットで高額転売されている。トーチの転売は、聖火ランナーの参加同意書で禁止されており、組織委はサイトの運営会社に出品情報の削除を求めている。  「聖火トーチ本物になります―」。6月中旬、フリーマーケットアプリを運用する「メルカリ」には、トーチが125万円で出品されていた。「最終値下げしました!」と銘打ち、56万円で販売していたトーチは既に売り切れに。「自宅に飾る場所がないから」と、転売理由を説明する出品者もいた。  トーチは長さ71センチ、重さ1.2キロ。金色とピンクを合わせた「桜ゴールド色」で、素材の一部に東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の仮設住宅のアルミ材を活用。組織委は聖火リレーに参加した記念として、約1万本を希望するランナー向けに1本7万1940円で販売していた。  売れ残った一部のトーチは、展示などの目的で活用してもらおうと、聖火リレーを実施した自治体にも同額で販売。既に完売したという。  組織委によると、トーチの転売禁止は、購入サイトのほか、聖火ランナーの参加同意書、トーチの受領証で周知していたという。組織委は「同意した上で購入いただいている。同意書にのっとって取り扱ってほしい」と話している。  トーチは東京五輪を後世に伝えるため、各都道府県の自治体で巡回展示され、都庁第1本庁舎や千葉県庁中庁舎などで常設展示されている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪を後世に伝えようと、都庁第1本庁舎2階で展示している聖火リレーのトーチ=16日、東京都新宿区
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