「同志少女よ、敵を撃て」が上位＝書籍上半期ベストセラー

　出版取り次ぎ大手の日本出版販売（日販）とトーハンは１日、今年上半期（２０２１年１１月２２日～２２年５月２１日）のベストセラーを発表した。今年の本屋大賞を受賞した小説「同志少女よ、敵を撃て」（逢坂冬馬著、早川書房）が双方で総合２位となり、その人気ぶりを裏付けた。昨年１１月に発売された同書の発行部数は４６万部に上る。 　日販１位は「人は話し方が９割」（永松茂久著、すばる舎）。昨年の日販年間ベストセラーでも首位を獲得し、人気が長く続いている。トーハンでは続編「人は聞き方が９割」とまとめて４位だった。　 　他に「ジェイソン流お金の増やし方」（厚切りジェイソン著、ぴあ）、「私が見た未来　完全版」（たつき諒著、飛鳥新社）、「聖域」（コムドットやまと著、ＫＡＤＯＫＡＷＡ）などが上位に入った。（了）【時事通信社】