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「羅生門」「千と千尋」も=日本関連のアカデミー受賞


 世界最高峰の映画の祭典、米アカデミー賞。「羅生門」や「千と千尋の神隠し」など広く知られた日本の名作もこの舞台で評価を獲得してきた。これまでの日本関連の受賞の歩みを振り返る。  1950年代に、黒澤明監督の「羅生門」、衣笠貞之助監督の「地獄門」、稲垣浩監督の「宮本武蔵」が名誉賞(外国語映画)を受賞。日本映画の黄金期を象徴する出来事だった。  その後、70年代半ばに黒澤監督が撮ったソ連映画「デルス・ウザーラ」が外国語映画賞(現在の国際長編映画賞)に選ばれたが、日本映画はノミネートこそあれ、受賞が途絶えていた。2009年に「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が半世紀ぶりに外国語映画賞を獲得し、日本映画界の悲願を果たした。  ただし、その間に日本作品の受賞がなかったわけではない。99年には「ザ・パーソナルズ」(伊比恵子監督)が短編ドキュメンタリー賞、03年には宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が長編アニメーション賞に輝いた。09年には、「おくりびと」とともに「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)も短編アニメーション賞に選ばれている。  個人では、米映画「サヨナラ」に出演したナンシー梅木さんが58年に助演女優賞受賞の快挙を果たし、88年には坂本龍一さんが「ラストエンペラー」で作曲賞を獲得。その他、ワダエミさんや石岡瑛子さんらが衣装デザイン賞を受賞するなどしている。(了)【時事通信社】
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