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児童5人死傷事故で判決=飲酒運転のトラック運転手に―千葉地裁


 千葉県八街市で昨年6月、トラックが下校中の小学生の列に突っ込み、児童2人が死亡、3人が重傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪に問われた元運転手、梅沢洋被告(61)の判決が25日、千葉地裁(金子大作裁判長)である。検察側は懲役15年を求刑。被告は起訴内容を認め、量刑が主な争点だった。  公判では被告が週2、3回、飲酒運転をしていたことが明らかにされた。検察側は論告で「常態化した飲酒運転の一環であることは明らかで、飲酒運転の中でも最悪のケースだ」と批判。法定の上限を求刑していた。  弁護側は「深く反省している」と情状酌量を求めた。梅沢被告は最終意見陳述で「ごめんなさい。すみません。大変申し訳ない。この三言(みこと)しかないです」と謝罪していた。  公判では被害者参加制度を利用し、児童5人の家族が意見陳述した。8歳だった長男を亡くした母親は「会いたくてたまりません。生きているのがつらいです」と述べ、厳罰を求めた。  起訴状などによると、梅沢被告は昨年6月28日、建設現場から八街市内の勤務先に戻る途中、京葉道路下り線の幕張パーキングエリアで酒を飲み、アルコールの影響で運転に支障が出る恐れのある状態でトラックを運転。同3時25分ごろ、八街市内の市道で居眠りし、集団下校中だった児童の列に突っ込み、男児2人を死亡させ、児童3人に重軽傷を負わせたとされる。(了)【時事通信社】
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