米大使館、ウクライナ国旗色に＝エマニュエル氏「支援表明重要」

　在日米大使館は２日、ロシアの侵攻を受けているウクライナへの連帯を示すため、同国国旗を表す青色と黄色のライトアップを始めた。エマニュエル大使は同日夜に開かれた庁舎の壁への点灯式で、「ウクライナの人々への強い支援の気持ちを示すことが重要だ」と訴えた。 　エマニュエル氏は「ロシアは世界から背を向けられている。ロシアが背を向けたからだ」と強調。バイデン米大統領が一般教書演説でロシアに立ち向かうことを明確にするなど、米国は超党派でウクライナと団結していると述べた。ライトアップされた国旗は縦約２５メートル、横約１２メートル。エマニュエル氏の発案という。 　式典には、ウクライナのコルスンスキー駐日大使も出席。コルスンスキー氏は、「ロシアは主要な都市や住宅地、病院、大学を爆撃している。われわれは独立と主権と自由のために戦う」と語った。　【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナの国旗を表す青色と黄色にライトアップされた在日米大使館＝２日夜、東京都港区 〔写真説明〕米大使館のライトアップ前にあいさつするエマニュエル駐日大使（右）。左はウクライナのコルスンスキー大使＝２日夜、東京都港区