starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

文科省汚職、判決は7月20日=元局長ら、無罪訴え結審―東京地裁


 文部科学省の私立大支援事業をめぐる汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省元科学技術・学術政策局長、佐野太被告(62)らの公判が22日、東京地裁(西野吾一裁判長)であった。同被告ら4人はいずれも最終意見陳述で改めて無罪を訴え、結審した。判決は7月20日。  検察側は佐野被告に懲役2年6月、贈賄罪に問われた東京医科大の前理事長臼井正彦被告(80)と前学長の鈴木衛被告(72)に懲役1年6月と同1年、受託収賄ほう助罪に問われた医療コンサルタント会社元役員谷口浩司被告(51)に懲役2年を求刑している。  最終意見陳述で佐野被告は、「事件はえん罪だ。いくら自分の子どもがかわいいとはいえ、不正をしてまで合格させたいと考えたことは一度もない」と述べた。  臼井被告は「(受験での佐野被告の息子への)加点は賄賂ではない」と強調。鈴木被告も「贈賄の意識や共謀などは全くあり得ない」と述べた。谷口被告は「何も悪いことはしていない」と話した。   起訴状によると、佐野被告は文科省官房長だった2017年5月、谷口被告が手配した東京都内の飲食店で臼井被告と会食。支援事業の対象校選定で東京医科大が有利になるよう依頼を受け、見返りとして18年2月に同大を受験した息子を不正合格させてもらったとされる。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.