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りゅうぐう試料「全体像描ける」=特徴、現場観測と一致―東大など


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東京大などは、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った試料の形状などの特徴が、2度の着陸時や投下した探査ロボットで撮影したりゅうぐう表面の小石や砂とよく一致したとする解析結果を、10日付の米科学誌サイエンスに発表した。  研究チームの橘省吾・東大教授は「採取地点が特殊だと、りゅうぐうの全体像を語れない。代表する試料と分かったことで、今後の分析で全体像を描ける」と話している。   はやぶさ2は、2019年2月と7月の2回、りゅうぐうの2カ所に着陸し、試料を採取。20年12月に帰還したカプセルには、計5.4グラムの小石や砂が入っていた。  研究チームは、着陸時の撮影画像を詳しく分析し、舞い上がった小石など計67個の形状を特定。また、18年9月に投下された小型探査ロボット「ミネルバ2」が表面を移動しながら撮影した多数の画像からも小石などの形状を分析し、採取試料と比較した。  その結果、表面がごつごつした物、滑らかな物など多様性に富み、形状も平べったい物が含まれるなどの特徴が一致した。橘教授は「画像と同じような物をそのまま持ち帰れた」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で行った試料採取の様子=2019年7月(JAXA提供)
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