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英官邸の「判断に誤り」=首相謝罪、批判収まらず―パーティー疑惑、調査報告公表


 【ロンドン時事】新型コロナウイルスの規制違反が疑われるパーティーが英首相官邸で繰り返されていた問題で、内閣府による内部調査の報告書が31日、公表され、ジョンソン首相率いる官邸の「統率力と判断に誤りがあった」と批判した。警察の捜査との関係で公表されたのは簡略化された報告書だったものの、関係者の行動を厳しく糾弾する内容となった。首相は議会で謝罪したが、批判は収まらず、責任の追及は続きそうだ。  疑惑は2020年5月以降、感染対策の規制下で官邸職員らがパーティーや飲み会を開いていたとされるもので、首相も一部に参加した。昨秋から内部告発とみられる報道が続き、批判の高まりを受け、首相は内閣府のグレイ事務次官に調査を指示した。グレイ氏は関係者から事情を聴き、メール記録の分析などを進め、16件に上る「集まり」の実態をあぶり出した。  報告書はこれらについて「一部の振る舞いを正当化するのは困難」であり、幾つかの集まりは「許されるべきではなかった」と指摘した。また、少なくとも一部では「政権の中枢で働く者に期待される高い水準」が守られなかったと述べた。  ただ、首相の行為の詳細や違法性などには触れていない。  報告書の公表後、首相は下院で「指摘を全面的に受け入れる」と述べて謝罪した。状況改善のため官邸の運営方法を見直す考えも示した。  しかし、下院では、野党のみならず与党からも責任を問う声が続出した。ミッチェル元国際開発相も与党保守党の議員ながら、事態に「深い懸念」を示した上で、「首相をもう支持できない」と断言した。 【時事通信社】
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