朝比奈沙羅、現役続行を表明＝悔しさ胸にパリ五輪目指す―柔道

　柔道女子７８キロ超級で世界選手権を２度制した朝比奈沙羅（ビッグツリー）が９日、神奈川県寒川町で取材に応じ、２０２４年パリ五輪を目指して現役を続けることを表明した。昨夏の東京五輪出場を逃したことで「悔しい気持ちが強かった。やめるビジョンが見えなかった」と語った。 　朝比奈はこの日、柔道と練習に取り入れているトランポリンを約５０人の子どもたちに体験してもらうイベントを開催。「自分自身、柔道人口の減少を肌で感じる。少しでも底上げ、裾野を広げられたら」と話した。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕２０２４年パリ五輪を目指し、現役続行を表明した柔道の朝比奈沙羅＝９日午後、神奈川県寒川町