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英、Xマス休暇もワクチン接種=対オミクロン株で総動員


 【ロンドン時事】新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るう英国で、政府がクリスマスの連休中もワクチンの追加投与「ブースター」の接種キャンペーンを繰り広げている。日本の年末年始に当たるクリスマス休暇は家でゆっくり過ごすのが伝統だが、国家の危機的局面に、医療関係者に加えて市民ボランティアも総出で接種に奔走している。  英国ではクリスマスイブの24日、1日当たりの新規感染者が12万人を突破し、過去最多を更新した。オミクロン株は重症化リスクが低いとされるものの、感染力が非常に強く、医療圧迫の懸念もあることから、政府は全成人への年内のブースター接種を目標に設定。国営医療制度「国民保健サービス(NHS)」の多くのワクチンセンターでは、スタッフらが休日返上で対応に当たっている。  感染者急増で緊急事態宣言が出されたロンドンでは、ワクチン接種拠点の一つである北西部の薬局が25日も「ワクチン普及を助ける」(責任者)ため、朝から営業。予約なしのケースにも対応し、接種を済ませた人たちの多くは安心した表情を見せた。  ボランティアの一人、スチュアート・コルウィルさん(75)は、クリスマス期間の海外旅行を規制のため取りやめ、「空いた時間を役立たせよう」と志願。「仕事は楽しいし、ありがとうと言われるとうれしい」と笑顔を見せたが、感染状況は非常に心配といい、「当面、何も計画できない」と語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕クリスマス当日も次々と訪れるワクチン希望者に対応するボランティアのコルウィルさん(左)=25日、ロンドン北西部
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