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ピアニスト・加古隆が50周年アニバーサリーツアー開催「美しさと感動する音楽を楽しんで欲しい」


作曲家・ピアニストとして活躍する加古隆さんは、NHK「映像の世紀」のテーマ曲である「パリは燃えているか」をはじめ、様々な名曲を世に送り出してきました。

パリ留学中の1973年にデビューし、2023年でピアニスト活動50周年を迎える加古隆さん。今回、それを記念したアニバーサリーコンサートとして、4月15日より全国ツアーを開催します。

 

ピアニスト・加古隆のデビュー50周年アニバーサリーコンサートが開催

 

加古隆とは

東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、加古隆さんはフランス政府給費留学生としてフランスへ留学します。パリ国立高等音楽院にて現代音楽の巨匠とも称されるオリヴィエ・メシアンさんに師事し、アカデミックな作曲家としての道を目指していました。

ところが1973年、パリでフリージャズ・ピアニストとしてデビューするとことになり、加古隆さんのピアニストとしての人生がスタート。これまでにも多数の名曲を世に送り出してきました。

特に有名な楽曲が、NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀」シリーズのテーマ曲「パリは燃えているか」。現在の加古隆さんの代名詞とも言える名曲です。

今回、ピアニストデビュー50周年を記念したアニバーサリーコンサートが、2023年4月15日、福岡県FFGホールを皮切りにスタート。兵庫・愛知・北海道・大阪・愛知・そして東京と主要都市でコンサートツアーを開催します。

 

加古隆「僕にとって50“周年”ではなく、通過点です」

アニバーサリーツアー開始を前に、加古隆さんにインタビューを行いました。

まず、自身のピアニストデビュー50周年についてどう思っているか尋ねると、

「好きなことだったから、やめることを考えたこともなかったし、元気で健康で続けていたら50年経ったんだ、という感じですね。」

と、好きで続けていたら今に至ったとコメントされていました。

様々な仕事をしている中で、「自分だけでは取り上げよう・やってみようと思わなかった」テーマから楽曲を作ることも仕事上起こります。その時に、「自分の中にこんなタッチがあったんだ!」といったものを見つけてこられた、とも話されました。

例えば、「人の優しさ」がテーマである「博士の愛した数式」を例に出し、台本を読んで涙し、その気持ちのままでピアノに向かい合った時に、あの感動のメロディーが生まれたのだそう。

その曲は、「今まで自分が取り上げて来なかったな」という、自分の中の未開部分や広がりを見つける良い機会となったと説明。これを繰り返すことで、今の自分が出来たとコメントされました。

 

コンサートの4つのテーマ

今回のアニバーサリーコンサートには、4つのテーマがあります。50周年を記念するコンサートとあって、どんなものにしようか悩んだという加古隆さん。

今回は、「1973年にパリでデビューして、そこから今に至るまでの、僕の音楽の歴史を一望出来るようなコンサートにしよう!」と決定したそう。

4つの“自身にとって外せないパート”を見つけ、それがテーマとなっているとのこと。

パート1は、パリでピアニストデビューしてから取り組んだ“フリージャズの時代”は、自身の50年を語る上で無しにする訳にはいかないと話し、「巴里の日」というパートとして構成。

次のパート2は、帰国後にピアノソロコンサートを中心に続けてきた時をテーマにしたそうで、自身の音楽の歴史の中で重要な要素だと説明。これを「ポエジー」というパートで披露します。

このパート名にもなっている楽曲「ポエジー」が、今の加古隆さんの曲を形作る原型となったものでもあると話されています。

ここまでをピアノソロで「第1部」として披露。以降は「第2部」として、クァルテットで演奏となります。

3つ目のパートは「クァルテットの誕生」。2010年に結成した「加古隆クァルテット」は、フリージャズ時代で組んでいたようなグループではなく、これまでの経験から変化してきた「今の自分に相応しいグループ」として誕生したもの。

「今でも大切に現在進行形でやっているグループだからこそ、1つのパートとして取り上げたい。」という想いから、3つ目のパートとなったそうです。

そして4つ目のパートは、加古隆を語る上では欠かせない「映像音楽作品」を取り上げ、その中で最も広く紹介されたものは「映像の世紀」だと加古隆さんは断言。

「映像の世紀〜パリは燃えているか」を1つのセットとして、4つ目のパートにしたと話されました。

今回のアニバーサリーコンサートでは、加古隆さんの音楽人生の変遷を体験出来る、まさに50年の集大成とも言えるコンサートでしょう。

 

入り切らず泣く泣く演奏楽曲を厳選へ

ここで「2時間とかの中に収まるのか?」と疑問を持った方もいることでしょう。実際にインタビューでもその質問に及ぶと、加古隆さんも苦笑いしながら、

「映像音楽は1曲しか選ばなかった。そうじゃないと収まらないです(笑)」

と話されています。

これまでにも、「白い巨塔」をはじめとするドラマや、「博士の愛した数式」「最後の忠臣蔵」などの映画、ドキュメンタリー番組、テレビCMなど数々の映像作品の楽曲を手掛けてきた加古隆さん。

それだけに、全てを演奏していたら1日では終わらない量となっていしまうため、断腸の思いで楽曲をセレクト。映像の世紀以外のテレビ音楽も1曲だけ、パート2のピアノソロ曲も、3曲程度まで絞っているのだとか。

「白い巨塔はやらないんですか!?」

と記者からも思わず質問が飛び、笑いが起こる場面も。

加古隆さんによると、演奏予定楽曲は今後も変更の可能性があるとのことなので、今からどの曲が演奏されるのか、参加される方は楽しみにしておきましょう。

 

加古隆の「変わったもの」と「変わらないもの」

たった数年で、ライフスタイルや働き方など様々なものが目まぐるしく激変した昨今。それよりも遥かに長い、50年(半世紀)という期間をピアニストとして活動されてきた加古隆さん。

「私の芯となっている部分は、パリでデビューしたこと。その最も大きな影響は“ピアノを弾く”ということだったんです。作曲家としてパリに渡っていて、パリ国立高等音楽院でも作曲科にも入っていたので、ピアノを弾くのは音を確かめる時程度。それ以上ではなかったんですよ。
僕の肩書きを紹介する時に、音楽家で“ピアニスト”です、と紹介する。パリでデビューしていなければ、このピアニストの部分は僕の人生から消えているんです。」

と、自身の源流はパリのフリージャズデビューだったと説明し、ここで自身の人生が大きく変わったのだと話されています。

そんな加古隆さんが、最近自分の中で変わったこととして、「動画配信などの様々な新しい手法を知れたこと」なのだとか。新しい手法に興味を持ち、取り入れようと積極的にチャレンジ。現在では自身の公式YouTubeチャンネルも開設し、10本以上の楽曲を配信しています。

しかし、激変する世界の中、50年が経っても「変わっていないことが殆どだと思う」とも話されています。

「ライブコンサートの開催が難しい現代でも、生のコンサートや音楽そのものの価値」は微動だにしていなくて、音楽として大切にしている部分は変わらず(私自身)続けていきたい。」

と話し、直に聴く音楽の素晴らしさを感じて欲しいとも説明されました。

 

アニバーサリーコンサート詳細

●加古隆 50thアニヴァーサリーコンサート ソロ&クァルテット~ベスト・セレクション~

パート:Part1「巴里の日」、Part2「ポエジー」、Part3「クァルテットの誕生」、Part4「映像の世紀~パリは燃えているか」

福岡公演

日時:2023年4月15日 開演14時 (開場13時30分)
会場:FFGホール
料金:7,500円
プレイガイド:http://www.kyodo-west.co.jp/main.php

兵庫公演

日時:2023年4月16日 開演14時 (開場13時30分)
会場:三田市総合文化センター 郷の音ホール
料金:7,500円
プレイガイド:https://sanda-bunka.jp/event/detail/8280/

北海道公演

日時:2023年5月13日 開演13時30分 (開場13時)
会場:札幌コンサートホールKitara 小ホール
料金:7,500円
プレイガイド:http://www.officeone.co.jp/schedule/230513.html

大阪公演

日時:2023年5月20日 開演15時 (開場14時30分)
会場:住友生命いずみホール
料金:7,500円
プレイガイド:https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/5733

愛知公演

日時:2023年5月21日 開演14時 (開場13時30分)
会場:三井住友海上しらかわホール
料金:7,500円
プレイガイド:https://cte.jp/wp_detail/230521/

東京公演

日時:2023年5月28日 開演14時 (開場13時30分)
会場:サントリーホール
料金:7,500円
プレイガイド:https://tickets.kyodotokyo.com/asp/evt/evtdtl.aspx?dmf=1&ecd=KDT03055&ucd=&jdt=&kai=

出演:
加古隆 (Pf.)
相川麻里子 (Vn.)
南かおり (Va.)
植木昭雄 (Vc.)

演奏予定曲目:
パリは燃えているか、黄昏のワルツ、秋を告げる使者、ポエジー、ジブラルタルの風、湖沼の伝説、ハ短調「幻影」、グラン・ボヤージュ、風のリフレイン、他
※演奏曲目は変更になる場合がございます。

 

デビューから50年、半世紀をピアニストとして活動してきた加古隆さん。「これまでの音楽人生を一望出来るコンサート」となる今回のアニバーサリーコンサートツアーは、4月15日福岡をスタートし、各主要都市を巡って開催となります。

思わずため息を漏らす方もいるほど、心を揺さぶられる名曲「パリは燃えているか」をはじめ、加古隆さんを形作るピアノ・クァルテット演奏。ぜひ生で聴きたいという方は、アニバーサリーコンサートツアーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

オフィシャルサイト:https://takashikako.com/

※加古隆の名前「隆」は旧字体、生の上に一が入ります。

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