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【温泉ソムリエ監修】知っておきたい“二日酔い解消”入浴法



つい飲み過ぎてしまった翌朝、つらい二日酔いの症状を皆さんはどのようにして乗り切っていますか?水をたくさん飲む、熱いシャワーで体を目覚めさせるなどさまざまな方法を耳にしますが、今回は朝のお風呂で二日酔いの不快な症状を軽減させる入浴法をご紹介。お酒を飲む機会も増える年末年始に向けて覚えておきたい内容です。


入浴に二日酔い解消効果が?

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二日酔いでつらい時に、熱いお風呂に入って汗を流すと良いと聞いたことがあるかもしれません。
ただ、実際には汗を流すだけでは体は脱水症状になり、肝臓の水分が不足することでより一層肝機能が低下してしまう恐れがあります。
一方で、十分な水分補給と的確な入浴法を行えば、温熱効果で内臓の機能が活性化し、体内に残っているアルコールが汗とともに排出されやすくなります。大切なのは正しい入浴法を知ることです。

二日酔いを吹き飛ばす!入浴のポイント

それではここから二日酔いの症状を軽減するための入浴法をご紹介します。

その1.入浴前はしっかりと水分補給

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二日酔いの症状は、アルコールの飲み過ぎによる脱水状態や体内で過剰に発生したアセトアルデヒドの作用による胃の炎症などが主に原因として考えられます。
また、体中の血液はドロドロと流れが悪い傾向にあるため、まずはしっかりと水分補給を行うことが大切。
水道水よりも、不足しているミネラルを補えるミネラルウォーター、特に「硬水」がおすすめです。硬水にはカルシウムやマグネシウムが豊富で、血液をサラサラにしたり、筋肉のけいれんなどを抑えたりする効果が期待できます。

その2.ぬるめのお湯でじっくり入浴

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十分に水分補給を行ったら、38~40℃程度のぬるめのお湯に浸かりましょう。熱いお湯はシャキッと目覚めを促す効果がある一方で体への負担が大きいため、二日酔いの脱水状態の際はできるだけ避けるのがベター。
あまり寒くない時期であれば、心臓の負担を軽減する半身浴が理想です。

その3.汗をかいたら湯船から出る

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湯船から出るタイミングは、体温が上がってじんわり汗をかいた頃。汗をかくことで体内に残っているアルコール成分を体の外に排出する効果が期待できます。
たくさん汗をかきたいからといってあまり長湯をすると、血行が急激に良くなりめまいや頭痛が起こるなど逆に具合が悪くなる可能性があるため、注意しましょう。

その4.最後の仕上げに熱めのシャワーを

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40〜42℃とちょっと熱めのお湯を最後の仕上げとして3〜5分間全身に浴びます。少し熱めの温度設定にすることで体全体が刺激されて自律神経が副交感神経から交感神経に切り替わりやすくなり、活動モードのスイッチが入りやすくなる効果が。
入浴後はたっぷり水分を摂ることもお忘れなく。

入浴中はツボ押しでさらに効果アップ

時間に余裕がある際は、入浴しながら内臓の働きを整えるツボ押しを実践してより効果を高めましょう。二日酔い解消に効く腎臓・肝臓のツボをご紹介します。

・健理三針区(けんりさんしんく)

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肝臓の働きを活性化し、アルコールの分解を促すツボで、場所は手のひらの中央やや手首寄り。親指で優しく揉みましょう。

・手三里(てさんり)

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胃腸の働きを整えるほか、だるい、やる気が起きないなどメンタル面の症状にも効果が期待できるツボ。場所は肘を曲げた時にできるしわに人さし指を置き、そこから小指までの指3本を添えて薬指が当たっているところにあります。痛くない程度にしっかり圧をかけるのがポイントです。
二日酔いを解消するための入浴法、いかがでしたか?

ポイントは、入浴前後の水分補給とぬるめのお湯にじっくり浸かって体内の老廃物を汗とともに排出させること。頭の片隅に置いて、飲み会の多い季節に役立てていただければ嬉しいです。

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