2019年5月、あるベテラン芸人のツイッターが大きな話題を呼んだ。

 

ツイッター「手術上手く、大成功でした!妻に感謝」


このつぶやきを投稿した芸人の名は......南部虎弾(68歳 2019年当時)。彼は過激なパフォーマンスで世界で人気の「電撃ネットワーク」のリーダー。そんな南部は、ある恐怖の病に侵され......足が壊疽、切断の危機に。意識不明にもなり生死を彷徨う事態に......そんな彼を救ったのは妻だった。


2011年、異変は南部が還暦を迎えた年に起こった。ライブが終わると......左足が腫れ、ズキズキした。過激なパフォーマンスで怪我をすることもしょっちゅう。すぐ治るだろう......そう思っていたが、一向に症状はよくならなかった。


そんなある日。この日は痛みがない......というのも足の感覚がなくなっていたのだ。そして、数日後に足の一部が黒ずみ、膿んでいた。すぐに病院へ行った南部。医師からは足が壊死しているためすぐに手術が必要と言われた。足が、壊死......つまり腐った状態。放置すれば壊死部分が細菌感染を起こし、全身へと広がり、死に至ることもあるのだ。


すぐに腐った患部をレーザーで切除する手術が行われた。あと少し遅ければ命を落としていたかもしれないほどの状態だった。そして、思いがけない病名を告げられた。


原因は2型糖尿病。子どもに多い突然発症する1型とは違い、不摂生や肥満などの生活習慣によって、起こるのが2型糖尿病。予備軍を合わせると日本では、成人の24%以上いると言われている。人は食事から得た糖をエネルギーにして活動している。この時、糖を体中に運ぶ働きをしているのが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモン。


2型糖尿病になるとこのインスリンが働かなくなり、体内に糖が運ばれず血中に糖分が残り、血管がボロボロになってしまう。健康な人の空腹時の血糖値は110未満なのだが......この時、南部の血糖値は217だった。南部には糖尿病の自覚症状はなかった。実は2型糖尿病が恐ろしいのはここにある。


一般的には糖尿病の自覚症状としては「喉の渇き・頻尿・急激な体重減少」などがあるが、これらの自覚症状は、重篤化するまで顕著化しないことがほとんど。気づいた時には深刻な状態になっているケースも。体が資本の芸風。

 

それまで大きな病気などになったことはなく、丈夫なのが取り柄。メンバーと比べても、特に太っているわけでもなく糖尿病なんて考えてもいなかった。しかも南部は、糖尿病だと診断されてからも無茶な生活を改めない。あっという間に、命の危機に追い込まれてしまう!

 


■体を酷使し続けた20年間

35年前、南部はもともとダチョウ倶楽部のリーダーだった。その後グループを抜け、南部が結成したのが電撃ネットワーク。当時、仕事などほとんどなかった。のちに妻となる由紀さんとは、この頃から交際。南部、39歳、一方の由紀さんはまだ19歳だった。


彼女は高校卒業後、すぐに働きに出て下積み時代の南部を支えていた。やがて電撃ネットワークが表舞台に出始めると2人は結婚。体を張ったパフォーマンスは日本のテレビでは敬遠されがちだったが......。海外では、その過激な芸が高く評価され電撃ネットワークは世界中で大ブレイク!まさに、順風満帆だった。


だが、この頃から次第に南部の生活に変化が。美味いものが食べられるし、「売れて人気者になった」そう感じることも嬉しくて誘いを断ることなどなかった。妻の由紀さんは夫の体を気にかけてはいたが......。南部はこれも仕事と、暴飲暴食の不規則な生活が染み付いていった。そんな生活を20年......当然の結果だった。
 

絶対安静が必要な状態。だが南部はとんでもない行動に出る。何と予定されていたオーストラリア公演に出るため、医師の反対を押し切り、由紀さんに黙って、行ってしまった。ところが......現地スタッフに足の状態を気づかれ、現地の医師に、足を切断すると診断されたことで慌てて日本へ帰ってきた。


だが、南部にはあまり危機感がなかった。幸い足の状態は良くなり、由紀さんが率先して治療に取り組ませた。食事は量を抑え、低カロリーなものに。食べる前に、必ずインスリン注射。


ただ、グループは海外や地方での仕事が多い。結局妻の目の届かないところで、隠れて食べる。病院もサボりがちに。そんな生活を5年以上も続けてしまった。

 


■妻からの腎臓移植を決意

そしてついに不摂生のツケが......ある晩、南部は突然呼吸困難に。すぐに病院へ救急搬送された。糖尿病が悪化して、血管が細くなり、心不全を起こしていた。これは糖尿病による合併症だった。


すぐに手術をすることになった。足の太い血管を心臓のものと取り替える、心臓バイパス手術。実に8時間生死の境をさまよった南部は、何とか一命を取り留めた。しかしこの時、ある別の病が進行していた。生死をさまよう大手術から2週間後......舞台で元気な姿を見せていた南部。その直後、医師が衝撃的なことを告げる。


なんと南部の腎臓は、もうほとんど機能していなかった。医師からは人工透析を勧められた。人工透析とは、腎臓に変わり医療機器で人工的に血液を綺麗にする治療法。もしこの治療を行わなければ、身体中に毒素が溜まり、数週間で死に至ることもあった。


だが......南部は透析をすれば、海外や地方に行けなくなる。電撃ネットワークの活動も出来なくなるという理由で拒否。確かに透析は標準的に1回4時間、それを週に3回行う必要がある。そのため、南部は透析をずっと拒み、舞台に上がり続けた。電撃ネットワークとしての活動をやめたくない。その一心だった。


そんな状態を続けて1年。この時には、腎臓は最悪の状態だった。それでも......もはや意地だった。そして、医師はこんな提案をした......それは腎臓移植。腎臓移植は機能しなくなった腎臓の代わりに、健康な人の腎臓を移植する根治的治療法。


腎臓提供者は主に血縁関係にある人から考えるが、南部にはそんな身内はいなかった。臓器移植希望登録をして亡くなった人からの提供を待たなければならなかった。


しかし、日本では移植のドナーが少ないのが現状。腎臓移植の平均待機日数は14年以上というデータもある。自分のワガママで招いた事態。妻には移植のことは言えず自分の人生も諦めていた。


4人組で始まった電撃ネットワーク。そのメンバーの1人、三五十五が肺ガンになり2015年にこの世を去っていた。メンバーの死を間近に見ていた南部は死を覚悟していた。そんな時、妻が南部にこう言った「私の腎臓もらってくれませんか?」妻は密かに腎臓移植のことを知っていたのだ。
 

こうして妻の腎臓を移植することを決めた南部。しかし、移植には様々な適合条件をクリアする必要がある。2人は血液型が違ったが、医療の進歩により移植には問題ないと言われた。いくつもの検査を重ねること2か月......妻の腎臓は南部の体に適合すると判明した。


そして2019年の5月28日。妻から夫へ......腎臓の移植手術が行われ、手術は無事に成功!!手術からおよそ1か月が経った南部は、変わらず舞台で元気な姿を見せていた!ファンのため、そして妻の由紀さんのためにも健康には十分気を使いながら、これからも世界中を驚かせて欲しい。(2019年8月 6日 ON AIR)

 


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MC:笑福亭鶴瓶・中居正広

アシスタント:杉原凛(日本テレビアナウンサー)

スタジオゲスト:市川海老蔵、松下奈緒、ヒロミ、指原莉乃、城桧吏、板垣李光人、谷まりあ、陣内智則、久間田琳加、ミルクボーイ、アインシュタイン

公式HP:http://www.ntv.co.jp/gyoten/

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情報提供元:citrus
記事名:「「妻にもらった命」死に直面したダチョウ倶楽部の元リーダー 命の危機を救った妻の行動とは…?