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座席の「角度」が問題じゃなかった! 飛行機や新幹線で快適に過ごすため、見落としがちなポイントとは?




 



鉄道や飛行機内の背もたれについて、こんな記事を見つけました。LCCのピーチ・アビエーションが、後ろの人とトラブルになりがちな「リクライニング問題」の解決策として、シートの角度を15度に固定した新しい座席を導入したというものです。利用客へのアンケートをもとに、機内で採用されるさまざまな座席の座り心地や耐久性、コスト面などの条件を考慮したと、記事にはあります。



 



ただ「15度が快適である」という科学的な根拠はありません。



 



 



■シートの角度より大事なポイント



 



快適に座るために重要なことは、「適度な固定性」です。シートが15度に倒れている場合、食事などで前のテーブルを使用する際には身体を起こす必要があり、結局シートから背中を離すことになります。その場合でも、お尻(骨盤)をしっかりとシートの奥につけて座ることで、適度な固定性が得られ、安定感が増します。それがすなわち快適性に繋がるのです。



 



また、フットプレートを使用することもオススメです。足をしっかりと地面やフットプレートに乗せることで体が安定し、腰にかかる負担を減らすことができます。



 



もう一つ重要なことは、「適度に動く」ということです。どんなに快適な姿勢をとっていても、長時間同じ姿勢を続けると、それは快適ではなくなってしまいます。座っていると腰や肩が「だるくなる」「痛くなる」のは、長時間身体を動かさないことによって、その部分の筋肉など組織の血流が乏しくなることで起こります。



 



よって、重要なことは「快適な角度」を追求することだけではなく、適度に姿勢を変えて、身体を動かすことです。余裕があれば、立ち上がったり歩いたりすればなお良しです。それによって身体の負担がリセットされ、身体の血流の循環がよくなり、疲労を感じづらくなります。



 



 



■新幹線や飛行機で快適に過ごすコツ



 



私が新幹線や飛行機に乗る時は、30分に一度は身体をひねったり伸びたりして身体が固まらないようにし、さらにトイレなども我慢しないで行くことにしています。



 



快適に過ごすポイントは、座る時は座席の奥の方にしっかりと座り、骨盤を固定するように坐ること。しかし、どんなに良い姿勢でも長時間同じ姿勢だと身体に良い影響を与えませんので、こまめに動くようにしましょう。



 



蛇足ですが、私は固定性のシートに賛成です。なぜなら、移動の際に快適かどうかは、シートの角度よりも、前の人がシートをいきなり倒してきて不快な思いをする、などの精神的な部分が大きく影響すると思うからです。身体のケアは自身で気をつければ良いですが、他人はコントロールできませんので。


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