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コロナショックで収入が大幅減!老後の生活が心配です|お金のカウンセリングルーム


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あらゆるお金の疑問にお金のプロ・ファイナンシャルプランナーが応える「お金のカウンセリングルーム」。最初の相談者はコロナショックで収入が激減した女性の老後の生活についてです。

「お金のカウンセリングルーム」とは

「なかなかお金が貯まらない」、「入っている保険はこれでいい?」、「これから家を買うけど、住宅ローン選びのポイントは?」、「将来に向けて資産運用したい」などなど、お金の疑問や質問はあるけれど、誰に相談したらいいか分からない!そんな時に、覗いて欲しいのが、この「お金のカウンセリングルーム」です。

お悩みを抱えた相談者の家計を、ファイナンシャルプランナーがお金の知識と経験と知恵で明るい未来へ導く過程を書き起こしています。

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あなたの悩みにFPが答えます!新企画「お金のカウンセリングルーム」への相談募集!

なかなか貯金ができない、今の家計のやりくりでは将来が不安、入っている保険はこれでいいの……?将来に対するお金の不安はとても大切なことなのに、なかなか相談できる相手がいないのもまた事実ではないでしょうか。そんな時はお金のプロ・ファイナンシャルプランナーへ相談してみませんか?新企画「お金のカウンセリングルーム」では、あなたのお金の悩みにFPが答えます!

 無料の相談は常時受付中!

今回の相談者さん

・佐藤かおりさん(仮)46歳、独身
・福岡県在住
・会社の寮生活(家賃0円)、車なし
・年収360万円(コロナ前は手取り収入500万円)

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※この他に、1年に1度の支出として、保険料(貯蓄型)約135万円、海外旅行費50万円(コロナ禍は自粛)がある。

【相談内容】コロナ禍で収入が半減。老後が不安。どうすればいい?

福岡県で会社員(事務)として働いています。
この度のコロナショックで今まで手取り収入500万円ほどでしたが、収入が半減しました。会社も規模が小さく、このままでは倒産してしまうのではないか、という不安もあります。収入の減少分はアルバイトをして賄っていますが、このままの生活でよいのか…。

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老後のために、保険や資産運用でそれなりに資金準備をしてきましたが、老後に資金が不足するのではないか、と心配です。

FPのアドバイス

収支を見させていただいた率直な感想は「無駄がない!」でした。
基本的な生活費を抑えて、その一方で交際費や娯楽費などにはしっかりお金を使われており、メリハリの良い家計といえます。

また、資産状況を拝見して驚きました。40代で1億円近い資産を保有されています。もともと、日本と海外を行き来する生活を夢見て、早期でリタイアすることを考え、貯蓄&運用を継続されてきた、とのこと。

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しかし、この度のコロナショックで先行きが不安になったようでした。筆者、FPとしてこの不安を解決するために提案してのは2つ。

1. お金の流れを見る「キャッシュフロー表」を作成する

1つ目は、将来のライフイベントを想定したキャッシュフロー表を作ること。
まず現在の年齢から90歳までの収入と支出を時系列に書き出します。

収入に関して、65歳から支給される年金の見込み額は「ねんきん定期便」でチェック可能。佐藤さんは、年間120万円であることが分かりました。

また、現在加入されている保険で、年金が受け取れるものがあったので、支給開始年齢や金額を再度確認しました。

支出に関しては今後、中古住宅を購入したいという希望があったので、住まいの維持にかかる固定資産税、修繕費などを追加していきます。その他、介護費(480万円)や介護施設に入居した時のことを考え、80歳から月20万円を計上。

キャッシュフロー表を作成してみると、90歳時点でも資産の残高は1,000万円以上残ることが発覚
想定外の出来事で支出が増えることを考えても、思い描いていた早期リタイアが実現できることが分かりました。

2.「なんとなく」している運用を整理する

2つ目は、資産運用を含めた金融商品の整理です。年間の利益が「いくらだったか」という金額は把握されていても、「利回りが何%だったか」ということまでは把握されておらず、どちらかというと人任せの運用管理。
これを少し改善する必要があると感じました。

キャッシュフロー表では、運用資産の1%を利回りとして計算しました。就労している間はハイリスクハイリターンの積極的な運用でも失敗をリカバリーしやすいのですが、佐藤さんの場合は既に十分な資産を形成されています。
今後は安定資産での運用に切り替えるように、今一度、運用商品を整理することをオススメしました。

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こちらが、佐藤さんの資産を商品別にグラフ化したものです。
これ以外に、3つの貯蓄型保険があることがわかりました。
それらについては利回りが悪く、今解約しても損失が少ないことを理由に解約して運用へ回すことにしました。

この様に、「見える化」「数値化」することで、将来の見通しがつき、安心につながっていきます。

今回の相談内容のまとめ

キャッシュフロー表で将来の資産状況を把握!

「将来、お金が足りなくなるのが嫌だから、お金を使うのが怖い」
ーーそんな漠然とした不安をお持ちの方は、キャッシュフロー表を作成し、資産不足が発生するか、発生するとしたらいくら不足するのか、具体的な数字を確認しておくのがおすすめ。

そして、お金は使うために貯める・殖やすものですから、「使う計画」も立てておくと良いですよ。
1年に1度、キャッシュフロー表と現状の資産状況を見て、目標を上回っていたら、「頑張ったご褒美」にお金を使って、やる気をチャージすることも大切です。

資産運用は定期的な整理でさらに最適化できる!

金融商品の種類や金額を書き出していくと、保険が多い、海外商品がない、など商品や投資対象の偏りが見えてきます。運用スタイルは人それぞれなので正解はありませんし、資産のバランスを急に変える必要はありません。

・労働収入がある間は、積極的に運用する
・徐々に投資の割合を増やしていく

など、運用成績などもチェックしながら考えてみましょう。

1カ月半の間に相談者がすること

以上のカウンセリングから、佐藤(仮)さんには
①運用商品の利回りを計算すること(利回りの計算=1年間の利益÷投資元金×100)
②運用商品の整理と今後の運用方針を決めること
の2つを宿題としました。

佐藤(仮)さんからは、長期・分散・安定性を考えて、毎月一定金額を購入する投資信託を検討したい、とのことでした。

家計管理に正解はなく、社会の変化に合わせて柔軟に対応していく力が求められます。
また、一度立てた計画も2~3年に1度は見直してみることが大切ですよ。
次回もお楽しみに!

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